成人式の振袖前撮りはいつがベスト？｜(株)山正山﨑｜愛知県豊橋市で振袖や学生服・学校用品、着物、七五三衣装を取り扱う呉服店

2022.10.20

コラム

成人式の振袖前撮りはいつがベスト？

今年も残すところあと約2ヶ月。いよいよ成人式が近づいてきました。振袖を着るのを楽しみにしている人も多いかと思います。ところで、せっかくの振袖姿、写真撮影の予定はもうお決まりですか。成人式当日にまとめて撮影というよりは近ごろでは前撮りが主流となっています。。そこで今回は、成人式前撮りのメリットや必ず押さえておきたいショット、撮影のベストシーズンなどをまとめてご紹介。計画はこれからという来年の新成人も急げばまだ間に合います。その翌年に成人を迎える人もぜひ参考にしてみてください。

【目次】
1　成人式前撮りの魅力
 2　成人式前撮りで必ず押さえておきたいポーズやカット
 3　成人式前撮りのベストシーズンはいつ？
4　まとめ

成人式前撮りの魅力

ひと昔前までは成人式の当日に記念撮影するのが普通でしたが、近年ではすっかり前撮りが定着しました。今やプロカメラマンによる写真撮影は、事前に済ませておく割合のほうが高いともいわれています。なぜここまで人気なのか。それはやっぱりメリットが多いからに他なりません。前撮りを賢く利用して、一生に一度の20歳の記念をめいっぱい楽しみましょう。

・成人式当日をゆったり過ごせる
成人式の一日はかなり慌ただしく過ぎていきます。まず早朝からヘアメイクと着付けがスタート。その後、式典への出席をはじめ、友人とおしゃべり＆スマホ撮影会を楽しんだり、親戚やご近所さんに晴れ姿をお披露目しに行く人もいるでしょう。加えて同窓会や二次会へ参加する人も多いかと思います。事前にパーティのお誘いがなかったとしても、お祝いムードにテンションが上がって急遽遊びに行くこともあるかもしれません。この過密スケジュールに記念撮影を組み込むと、みんなが久々の再会を楽しんでいる中、予定があるから…と一人場を立ち去る悲しい事態に。成人式当日はこの日にしかできないことに時間を使うのがおすすめです。

・本番のリハーサルになる
着物に慣れていない人がぶっつけ本番で振袖を着ると、動きにくさや苦しさに少し驚くかもしれません。「裾を踏んで着崩れてしまう」「トイレの済ませ方が分からない」「草履が思いのほか歩きにくい」など、困惑することもあるでしょう。しかし前撮りで一度振袖を着ておけば、ある程度心の準備も整って、不測の事態への対処法もプロに聞いておけます。ヘアメイクについても、事前に試しておくのとおかないのとでは安心感が段違い。仕上げてもらったもののイメージと違った場合、成人式当日だと直してもらう時間がないかもしれませんが、前撮りならあれこれ調整もしやすいです。細かいところまでこだわって、自分に似合うスタイルを見つけましょう。

・ヘアメイクを2パターン楽しめる
あえて本番とは違うヘアメイクにしてみるのもアリです。前撮りではロングヘアならではのまとめ髪、成人式当日はばっさり髪を切ってがらりと印象を変える人もいます。プロにヘアメイクをお願いする機会はそう多くありません。貴重な機会を存分に活用してください。

・家族みんなの予定を合わせやすい
成人式は1月の第2月曜日と決まっています。市町村によって日取りが前後することもありますが、どちらにせよ式典は一日しか行われません。ちょうどその日が仕事だったり、兄弟の受験日だったりすると、せっかくの振袖姿を見せられない可能性があります。その点、前撮りはいつでもOK。みんなのスケジュールに合わせて予約を入れ、きちんと家族写真を残すことができます。

・前撮りの写真が年賀状に入れられる
早めに前撮りを済ませておけば、撮った写真で年賀状を作ることもできます。遠方に住んでいてなかなか会えない祖父母や親戚にも、立派に成長した姿を見せられるチャンス。フォトスタジオから写真データがもらえるまで、おおよそ2～3週間かかるので、11月には前撮りを済ませておきましょう。

・成人式は出ずに写真だけ残したい人にも◎
「振袖は着てみたいけど、成人式には出たくない」という人も近年は増加。そんなニーズにも前撮りはぴったりです。自分らしいスタイルでハタチの門出を飾ってください。

・成人式前撮りのお得なキャンペーンが充実
キャンペーンや特典を用意しているフォトスタジオもたくさんあります。繁忙期を外したタイミングだと、かなりお得に前撮りできることも。事前にしっかりリサーチして比較・検討を!

成人式前撮りで必ず押さえておきたいポーズやカット

美しく着飾った20歳の振袖姿。できる限り素敵なカタチで残したいですよね。しかし「写真を撮られるのが苦手」「振袖にぴったりなポーズが分からない」という人もいるかと思います。前撮りではプロのカメラマンが丁寧に指示してくれるから、あまり心配しなくても大丈夫。それでも事前におすすめのポーズを知っておけば、よりスムーズに撮影が楽しめます。というわけで、ぜひ覚えておいてほしいポーズをいくつかピックアップしました。伝統的なものから雑誌のモデルのようにお洒落なポーズまで要チェックです。

成人式前撮りにおすすめなポーズ7選

① THE・王道のおすましポーズ
まずは昔からある定番の立ち姿から。カメラの正面を向き、上品にほほ笑みながら直立します。背筋をしっかり伸ばし、おへその前あたりで手を揃えるのがポイント。扇子を持ってみるのも風流です。祖父母世代にも好印象な、一枚は押さえておきたい伝統のポーズ。

② 小顔効果も◎手を添えたお嬢さまポーズ
お顔まわりに手を持ってくることで、上品な空気を醸し出すことができます。輪郭を隠すように手を添えれば小顔効果も抜群。振袖に合わせて気合を入れてきたネイルも、ナチュラルに写すことができます。

③ 振袖の柄がきれいに見える腕開きポーズ
袖の端をちょこんとつまんで、柄がよく見えるように腕を開きます。しっかり柄が写るため、写真全体がとても華やかな印象に。足元にも少し動きをつけると、こなれ感と可愛いらしさが出てまるでモデルみたい。

④ 帯結びだって残したい見返り美人ポーズ
正面とはひと味違う魅力にあふれた後ろ姿。帯の結び方によって、さまざまな表情が楽しめます。バックショットは姿勢の良し悪しが特に目立つため、きちんと背筋を伸ばすことが大切。髪をサイドに流している場合は顔が隠れないよう気を付けてください。

⑤ 伏せ目がち。はんなりポーズ
意図的にカメラから目線を外して伏せ目がちにすることで、大人っぽいイメージに。アップめに撮ってもらえば、アイシャドウや長いまつげなども印象的に写ります。垢ぬけたショットでしなやかな美しさを見せつけて。

⑥ ファッションモデル気分で。バッグ見せポーズ
振袖に合わせてお好みのバッグをチョイス。バッグのデザインをはっきり見せたい時は、お顔のラインまでしっかり持ち上げて寄りで撮ってもらうと◎。お洒落感と可愛らしさ満点の今どきな写真が残せます。

⑦ ショールで振袖に変化を！大人可愛いポーズ
ふわふわのショールを巻いた振袖姿も成人式ならでは。プラスするだけでお顔まわりが格段に華やかになります。定番のホワイトやベージュのほか、ピンクやグレーなど色も豊富。カラーによってキュートにもゴージャスにもなるので、なりたいイメージに合わせて選んで。レンタルしてくれるフォトスタジオもあるので事前に確認を。

成人式前撮りで家族写真も残そう!

成人式は20歳を迎えたご本人のお祝いの日であると共に、ここまで育ててくれた両親や祖父母、兄弟に感謝を伝える日でもあります。大切な節目の思い出にきちんと家族写真を残しておくことは、いわば一つの親孝行。これから先、引っ越し、就職、結婚とライフスタイルが変化していく中で、みんなの都合に合わせてわざわざ家族写真を撮影することはないかもしれません。だからこそこの機会に、元気で幸せなみんなの姿をしっかり撮影しておくことをおすすめします。見返すたびに成人式の感動がよみがえる、素敵な家族写真を残してください。

成人式前撮りの家族の服装について

新成人が振袖、羽織袴やスーツを着ているのに対し、家族はどんな服装で写真に写るのがふさわしいのでしょうか。特にこうしなければならないという決まりはありませんが、一般的には格が釣り合うよう、スーツやワンピースなどフォーマルな装いを選ぶことが多いです。母親や既婚の姉妹なら訪問着や色留袖、未婚の姉妹なら振袖も素敵。ただし振袖を着る場合は、主役の振袖と色が被らないよう注意しましょう。男性の家族に多い服装はやっぱりスーツ。全身が写るためボトムスのシワや靴の汚れなども気を付けてください。ネクタイやチーフは普段より明るいデザインを選ぶとお祝いムードが増します。

成人式前撮りは屋外でのロケーションフォトも人気

成人式本番の1月だと寒々しい印象になりがちなロケーションフォトも、前撮りなら好きな季節を選べます。寺社や歴史的建造物が並ぶ古き良き街並み、お花畑や海、許可が下りれば母校など、こだわりの場所で印象的なカットをたくさん残してください。「スタジオ撮影よりもリラックスして自然体でいられた! 」という声も多いですよ。

成人式前撮りのベストシーズンはいつ？

振袖の前撮りにも適した時期とそうでないタイミングがあります。1番おすすめなのは気候が穏やかで景色も美しく、フォトスタジオも比較的空いている3～4月。しかし季節ごとに撮れる写真も変わってくるため、「自分たちにとってのベストシーズンはいつなのか」をしっかり見極めた上で予約するようにしましょう。

・1～2月（成人式の約1年前）
1月はその年に成人を迎える人の撮影、振袖の返却や翌年の振袖予約などでかなり慌ただしい時期。まだまだ時間に余裕があるため、特別な理由がない限りは避けたほうが無難です。2月に入ると少しずつ撮影に空きが出てきます。

・3～4月
菜の花や桜、チューリップなどが咲き誇り、ロケーションフォトにぴったりなシーズンです。寒すぎず暑すぎず、屋外で振袖を着るのにも最適。フォトスタジオがそれほど混んでいないのも嬉しいポイントです。

・5～6月
家族が集まるゴールデンウィークを利用して、みんなで前撮りする人も。夏の日差しで日焼けする前に前撮りしておきたいという人にもおすすめです。ただし梅雨があるため、ロケーションフォトは天気に要注意。

・7～8月
振袖を着るには暑すぎる…というイメージがあるかもしれませんが、冷房が効いた室内なら問題なし。屋外でも撮影したい場合はなるべく短時間で。さらに熱中症＆化粧崩れ対策も欠かせません。みんなが避けがちな季節な分、お得なキャンペーンでお客さんを呼び込んでいるフォトスタジオも多くあります。

・9～11月
暑さも和らいできて振袖を着るにはぴったりな季節。しかし七五三の撮影と重なって予約が取りずらいことも。特に10月11月の土日はかなり混み合うため、早めの予約がマスト。11月は紅葉をバックにしたロケーションフォトが人気です。

・12月
成人式直前ということもあり、スタジオは相当混雑しています。どうしてもこの時期が良い場合は、余裕をもって予約しておきましょう。冬休みやお正月を利用して家族写真を撮る人もいます。

まとめ

いかがでしたか。たくさんのメリットがある成人式の前撮り。じっくり時間をかけてお気に入りの一枚が撮影できるのはもちろん、家族写真やロケーションフォト、成人式のリハーサルまで叶うのはかなり魅力的。「どんなポーズで撮ろうかな」「ヘアメイクはどうしよう」と、期待に胸をふくらませて模索する時間も楽しいはず。成人式は一生に一度です。大切な思い出をきちんとカタチに残しましょう。

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