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2023.07.13
コラム

デザイナーズ振袖は夏休みが狙い目

今年もあと1週間ほどで夏休み。実は今から2ヶ月間くらいが、振袖選びをスタートさせるのにぴったりなタイミングだということをご存じでしょうか。夏休み直前の今回は、今が振袖選びに適している理由や小物類のお支度について、山正山﨑おすすめのデザイナーズ振袖などをまとめてご紹介します。2024年~2026年に成人式を予定しており、これから準備を始めるという方は、ぜひ参考にしてみてください。

【目次】
1 振袖選びは夏休みがおすすめな4つの理由
2 振袖が決まったら、次は小物やヘアスタイルを検討しよう
3 デザイナーズ振袖2023年夏いちおし10選
4 まとめ

振袖選びは夏休みがおすすめな4つの理由

近年、振袖の下見をスタートさせる時期が年々早まっています。現在は高校3年生の夏休みから動き出すのが主流です。そして、大学1年生の夏休みに振袖を決める方は、全体の6割にものぼるというデータもあります。なぜ夏休みに客足が集中するのか、その理由を詳しく解説します。

家族と予定が合わせやすい

振袖一式をレンタルするには20万円前後のお金がかかるため、お嬢様1人ではなかなか決めにくいもの。できればご両親や祖父母様と一緒に振袖選びに臨むのがベストです。しかし、普段は学業にアルバイトにと何かと忙しい方もいるかと思います。特に進学や就職により、ご実家から遠く離れた地で1人暮らしをしていると、地元に帰ってくるのもひと苦労です。その点、夏休みであれば、ご実家に帰省するお嬢様も多く、家族揃って下見に出かけやすいというメリットがあります。

ちょうど新作振袖が解禁される時期

毎年、夏休みに合わせて各ブランドが新作振袖を発表します。トレンドの振袖がずらりと並ぶので、今どきな着こなしを希望する方は要チェック。特に人気のデザイナーズ振袖は、争奪戦になることが多いため早めの予約が吉です。その年の成人式でレンタルされていた振袖が戻ってくる1月下旬~3月も種類豊富な時期ですが、7月~9月はなんといっても「新作」が揃うというのがポイント。まだ誰も袖を通したことのない振袖を試着できて特別感があります。仮縫いの状態から、自分のサイズにぴったり合わせてお仕立てしてもらうことも可能です。

大きな展示会や特典が充実

お店側にとっても夏休みは集客のチャンス。ということで、外部の広い会場を借りて大規模な展示会が開かれることが多いのもこの時期です。たくさんの振袖が集まるので、お気に入りのデザインに出会える確率もぐんと上昇。時間にゆとりのある夏休みなら、ゆっくり見て回りやすいかと思います。また、お得な特典が充実しているのも嬉しいところ。着付けサービスや小物類の無料レンタルなど、内容はお店によってさまざまなので、いろいろ比較してみてください。

前撮りや成人式当日の着付けを、良い枠で押さえやすい

大学1年生の夏休みに振袖を予約しておけば、翌年春の前撮りにも余裕をもって間に合います。気候が良く、桜や紅葉などが美しい春と秋は、予約もすぐに埋まりがちです。なおかつ土・日曜日や祝日を希望するなら、振袖が決まり次第すぐに前撮りの予約も済ませておくことをおすすめします。同様に、成人式当日の着付けをより良い枠でお願いしたい方も早めの予約がベター。「会場近くの美容室を利用したい」「早朝や式ギリギリの時間帯は避けたい」という方は、こちらも忘れずに予約しておきましょう。

振袖が決まったら、次は小物やヘアスタイルを検討しよう

振袖を着こなすためには、全身のコーディネートをきちんと完成させなければなりません。振袖以外にも検討すべきポイントはまだまだたくさん残っています。隅々にまでこだわってベストスタイルを追求しましょう。

ひと言で帯といっても、さまざまな色や柄があります。占める割合も大きいため帯のデザインによっては、同じ振袖でもまったく異なるイメージに。従来だと帯は、振袖とまったく違う色のものを選ぶと全体が引き締まって良いとされてきましたが、ここ数年はあえて同系色の帯を締めるのがトレンドです。全身を似たような色で統一することで、すっきり落ち着いたコーディネートになると話題を呼んでいます。もし同系色コーデに挑戦するなら、色の濃淡をはっきりさせるのがポイント。シンプルな中にもさりげなくアクセントを効かせた、ハイセンスな着こなしを楽しんでください。その他にも、なりたいイメージごとに最適な帯というものはある程度決まっています。いくつか目星をつけておくと、帯選びがスムーズになるのでチェックしてみて。

■華やかなイメージにしたい
成人式で締める帯といえば、金・銀・黒が一般的。その中でも華やかさを重視したいなら、やっぱり金色の帯がおすすめです。お祝いの場にふさわしい輝きを与えてくれます。また、一見派手にも思える金色の帯ですが、振袖には金糸が用いられていることが多いので、意外とどんな振袖とも調和しやすいというメリットも。

■キュートな雰囲気にしたい
可愛らしいイメージでまとめたい場合は、振袖と同系色の帯を選ぶと◎。特にパステルカラー同士でコーディネートすると、柔らかい雰囲気が引き立ちます。

■個性的なコーディネートにしたい
大勢の中でもぱっと目を引くような、個性的なお洒落を楽しみたい方におすすめなのが、振袖の補色の帯を合わせたコーディネート。補色とは、色相環で反対に位置する色同士の組み合わせのことで、赤×緑、黄×紫、水色×オレンジなどが該当します。補色を取り入れることで互いの色を引き立て合わせることができ、強い印象になります。この場合、色の強さを合わせるのがポイントです。

帯揚げ、帯締め

帯揚げと帯締めは、帯まわりのお洒落に欠かせないアイテムです。アクセントカラーを選ぶと全体を引き締めることができます。結び方によってもさまさまなイメージが演出できるので、着付士に相談してみてください。

半衿、重ね衿

半衿とは、長襦袢の衿に縫いつける衿のこと。昔は白無地が基本とされていましたが、最近は色柄物の半衿で自由なコーディネートを楽しむ方が増えています。面積は小さいもののお顔に最も近いため、パーソナルカラーに添って選ぶのがベスト。一番似合う色を持ってくることで、肌がきれいに見える、表情が輝いて見えるといった嬉しい効果が期待できます。重ね衿は、何枚もの着物を重ね着しているように見せる飾り衿です。さまざまな色の組み合わせがあるほか、ラインストーンやパール、フリルなどの装飾がついたタイプも登場し、種類が豊富になってきているので選ぶのが楽しいはず。

草履

「お洒落は足元から」という言葉もある通り、草履にもこだわるとワンランク上の振袖コーデが完成します。選び方は主に2つ。1つめは振袖の色柄に合わせて選ぶこと。振袖の地色もしくは柄に多く使われている色の草履を選ぶと、全体に統一感が生まれます。もう1つはバッグとセットで選ぶ方法。販売品やレンタル品の中には、草履とバッグがセットになったものが多くあります。小物同士のデザインが合っていると、それだけでまとまり感が出やすくなります。また、近年では厚底の草履も人気。小柄な方やスタイルアップを狙いたい方は要チェックです。

バッグ

振袖に合わせるバッグは、身体の横幅に収まるくらいのサイズが最も上品だといわれています。さらに、振袖の柄を遮らずフォーマルなものとなると、持ち手が短めの小ぶりな横型ハンドバッグが最適です。定番の布やエナメル以外にも、ファーやレザーを使ったものもあり、好みに合わせて選びやすくなってきています。

ショール

成人式の振袖といえば、ふわふわのショールを肩に掛けているイメージをお持ちの方も多いかと思います。ショールは絶対に必要というわけではありませんが、やはり防寒という面ではあると便利です。同時に華やかな雰囲気も演出できるため人気があります。しかしあくまでも防寒具であるため、式典会場へ入る際は必ず外すようにしましょう。

■白
王道カラー。レフ板効果で肌がきれいに見えます。

■グレー
振袖が暖色系でも寒色系でも合わせやすいマルチなカラー。

■黒
クールな魅力を発揮したい方に◎。アウトラインを引き締める効果も。

■ベージュ
優しく温かい印象を与えてくれます。ナチュラル系コーデを極めたい方におすすめ。

■ピンク
可愛らしくまとめたいならやっぱりピンク。個性的な装いにもなります。

ヘアスタイル

ここ数年人気を集めているのが、抜け感のあるスタイル。ゆるふわシニヨンやふんわりアップ、編み下ろしヘアなど、女性らしい柔らかな雰囲気が引き立つ髪型が今どきです。シンプルが好き、スタイリッシュにキメたいという方には、王道のきっちりまとめ髪もおすすめ。時代に左右されないきれいめスタイルは、ご両親や祖父母様世代の目にも好印象に映ります。髪飾りは水引や組み紐、金箔など、純和風なアイテムを取り入れるとトレンド感アップ。

デザイナーズ振袖2023年夏いちおし10選

この夏おすすめのデザイナーズ振袖をご紹介。すべて山正山崎が厳選した逸品揃いです。ぜひコーディネートの参考にしてみてください。

▲色鮮やかな柄が青地に映える1着。桜や菊、松など、おめでたい柄が贅沢に施されて、晴れの日の喜びが全身から溢れます。ゴールドの帯を合わせて華やかなコーディネートに。

▲縁起の良い紅白の配色や可憐な花柄が好印象。絞り染めも多用した手の込んだ振袖です。金地の帯とグリーンの帯揚げで全体を引き締めています。

▲気品溢れる深緑の振袖に金糸の帯の組み合わせることで、落ち着いた中にもゴージャスな雰囲気が漂います。流れるような小花模様が全身を覆い、女性らしい淑やかさも。

▲ニュアンスの異なる多彩な緑を基調としたエレガントな振袖。深い山々に四季の花が咲き誇っているようにも見え、自然を愛する日本人の心に感動を呼びます。

▲いつの時代も愛される赤の振袖は、やっぱり成人式の定番。絢爛豪華な柄が贅沢に描かれ、遠くからでも目を引きます。振袖が華やかな分、帯は着物に馴染むようなデザインにしてバランスを取った技ありコーデです。

▲洗練と落ち着きを兼ね揃えたダークグリーンが、大人の階段をのぼるお嬢様にぴったり。長寿の象徴である菊や紅葉が全身に配され、おめでたい雰囲気も引き立ちます。紫の帯締めとオレンジの帯揚げがほど良いアクセントに。

▲深いブルーが気品を、繊細できらびやかな柄が華やかさをもたらしてくれます。つまみ細工のお花の帯留めで可愛らしさもプラス。ハタチを迎えたばかりのお嬢様にふさわしいコーディネート。

▲王道の赤い振袖をより大人っぽく着こなしたい方におすすめ。品の良いえんじ色と古典柄が、気高いイメージを与えてくれます。パールが輝くお花の帯留めも他と差がつくポイント。

▲金糸を贅沢に用いた四季折々の花柄、それを最大限に引き立たせる紺地の取り合わせが秀逸。クールでゴージャスな着こなしが叶います。宝石のような帯留めもハイセンスです。

▲スタイリッシュでありながら、どことなく可愛らしい雰囲気も併せ持つ黒い振袖。彩り豊かな柄が美しく映えます。リボン結びにした帯締めや、真っ赤な帯揚げがキュートで若々しい印象。

まとめ

いかがでしたか。今回は振袖選びをスタートさせるのに夏休みがぴったりな理由や、振袖以外の決めないといけない部分、山正山﨑いちおしのデザイナーズ振袖などをご紹介しました。振袖選びは思いのほか時間のかかる作業です。新作が出揃う夏休みを利用して、少しでもお支度を進めておくことをおすすめします。ぜひ夏のイベントの1つとして振袖選びを楽しんでみてください。