一生に一度の大切な節目の時、成人式。お気に入りの振袖で参列するのを心待ちにしているお嬢様やご家族も多いかと思います。今回はそんな特別な晴れ姿を記念に残す、成人式の前撮りをピックアップ。前撮りすることのメリットや人気のシーズン、お披露目会も一緒にできる山正山﨑の前撮りについて、素敵な情報をたくさんご紹介します。検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
【目次】
1 成人式の前撮りとは
2 振袖写真をきれいに残すために押さえておきたい4つのポイント
3 前撮りに備えてしておくと良いこと
4 まとめ
成人式の前撮りとは
お母様世代の振袖撮影といえば、成人式の朝にバタバタと写真館に駆け込み、大きな背景紙の前に立ってお決まりのポーズで数枚パチリ、という流れが一般的でした。一方近年は、成人式の前に記念撮影を済ませておくのが主流です。なぜ前撮りが人気なのか、まずはその理由を解説します。
■満足いくまでじっくり撮影できる
以前のような成人式の朝に撮影するスケジュールだと、式典を控えているためどうしても使える時間に限りがありました。やっと緊張がほどけてきて自然な笑顔が出始めたところで撮影終了。ヘアメイクに違和感があったとしても直す時間はありません。その点、前撮りなら時間に余裕があるので、そういった心配はかなり減らすことができます。撮影に入る前にしっかり打ち合わせるフォトスタジオも増えてきていて、満足度の高い写真をたくさん残すことができます。
■成人式当日をゆったり過ごせる
成人式の朝がバタつくようなら、式典が終わった後に撮影すれば良いのでは?と考える方もいるかもしれません。しかし式典後は、久々に再会したご友人とおしゃべりや記念撮影を楽しんだり、二次会や三次会へ繰り出したりと予定が詰まりがち。初めは二次会に参加するつもりではなかったとしても、その場のテンションもあってやっぱり行こうかな、となることも多いです。記念撮影の予約を入れていると、そういった楽しみは早めに切り上げるか断らなければなりません。成人式当日はこの日でなければできないことに時間を割くことをおすすめします。
■ご家族の思い出をたくさん作ることができる
ご友人たちと過ごす時間のほうが長い成人式当日。お嬢様は朝送り出したらそのまま夜まで帰ってこないことも普通で、意外とご家族で過ごせる時間は短いものです。それだけに前撮りは、ご家族でゆったり喜びを分かち合える貴重な機会にもなります。また、成人式は日にちが決まっていますが、前撮りはご家族の予定を考慮して決めることができます。遠方に住む祖父母様もお招きしてみんなで家族写真を撮るのも人気です。
■スタジオだけでなく、屋外での撮影も可能
自分の好きな場所でロケーション撮影できるのも前撮りの醍醐味です。春の桜、秋の紅葉、ご家族の思い出の場所など、素敵な背景をバックにした写真はきっと宝物のような1枚になるはず。気候が良く景色もきれいな春と秋は、前撮りのハイシーズンです。特に土日祝日となるとかなり混み合うので、早めの予約がベター。スタジオ撮影とはまた違う魅力をぜひ楽しんでください。
■成人式本番のリハーサルに
振袖を着慣れていないお嬢様の場合、帯の締め付けが苦しい、着崩れを起こしやすいなどのトラブルに見舞われがちです。特に成人式当日は長時間に渡って振袖を着ることになるので、いきなり本番というのは不安…というお嬢様もいるかと思います。そんな心配を和らげるのにも前撮りはちょうど良い場。振袖姿を美しく見せ、着崩れを起こしにくい歩き方や座り方を、撮影を通じて練習することができます。着崩れてしまった時の対処法などを聞いておけるのも嬉しいポイント。
山正山﨑の振袖お披露目撮影会について
お嬢様の魅力を引き出すヘアメイクや、美しく着心地が良い着付けに自信を持つ山正山﨑。素敵な振袖姿を経験豊富なプロカメラマンが心を込めて撮影します。撮影にはご家族にもお越しいただき、お嬢様のお披露目会も楽しめるよう工夫。プライベートな雰囲気でお祝いできると好評で、中には晴れ姿に思わず涙するご家族も。幸せいっぱいの和やかなひとときをお過ごしいただけます。出来上がった写真は、お好みのフォトブックに入れて保管することが可能。高級感あふれるデザインから、ご自宅のインテリアに馴染みやすいシンプルなものまで多彩にご用意しています。写真データ付きのプランも登場しました。気になる方はお気軽にお問い合わせください。
振袖写真をきれいに残すために押さえておきたい4つのポイント
ハタチを迎えたばかりの女の子たちを、ぐっと大人っぽく華やかに見せてくれる振袖。まとうだけでも特別感は充分ですが、さらにひと工夫すると、より印象的な写真を撮影することができます。
振袖の前撮り ポーズにこだわる
正統派の淑やかな所作から、おしゃれ感をUPさせるポーズまでご紹介。撮影前に鏡の前で練習しておくと当日スムーズです。
■凛とした美しさが際立つ直立ポーズ
まずは王道の立ち姿からマスターしましょう。すっと背筋を伸ばしてカメラ正面に向かって直立し、帯や帯締めが見えるようおへその下辺りで手を揃えます。必ず撮っておきたい定番ポーズの1つで、祖父母様世代にも好印象。
■袖を左右に広げる柄見せポーズこちらも人気の定番ポーズ。袖口をつまんで腕を広げることで、袖の柄をはっきりと贅沢に見せることができます。華やかさ満点で、ハタチのお嬢様らしい可憐な雰囲気も。
■大人っぽい見返り美人ポーズ
後ろからのバックショットです。帯結びをきれいに写すことができます。カメラ目線も素敵ですが、ななめ下へ視線を落とすと色気がアップ。こだわりのアイメイクもしっかり撮影できます。
■おしゃれな雰囲気のななめポーズ
振袖の場合、背筋をまっすぐ伸ばすのが基本ですが、あえて少しななめに立ちます。上品な中にも動きが出て、今どきなナチュラルテイストの写真に。
■お顔に手を添えたお嬢様ポーズ
さりげなくお顔に手を添えることで、上品な雰囲気が引き立ちます。ポイントはお顔にぴったり手をくっつけるのではなく、指先が軽く触れる程度に近づけること。ネイルもはっきり映すことができます。
■成人式ならではのハタチポーズ
楽しげな空気感を演出したいなら、手で2と0を作るハタチポーズもおすすめ。正面からでも後ろからでも使えるテクニックです。キャッチーな写真になるとSNSでも話題。
振袖の前撮り ロケーションにこだわる
近年シェアが高まっているロケーション撮影。どこで撮影するかによってさまざまな趣が楽しめます。同じ場所でもその時の季節や天気によって、写真のイメージが変わるのも面白いポイントです。
■桜や菜の花スポット
春といえばやっぱりこれ。満開の花々が美しく、温かみのある幸せいっぱいのショットが撮影できます。
■紅葉の名所
美しい写真が撮れる紅葉スポットも大人気。紅葉や桜の名所といえば神社仏閣や日本庭園も多いので、そのような場所を選べばいっそう日本らしい情緒あふれるカットを残すことができます。
■西洋建築物
古い洋館、コロニアル様式の建造物、赤レンガなど、あえて洋風のロケーションを選んで和洋折衷を楽しむのも粋。芸術性を感じさせるユニークな写真を残したい方に◎。
■お嬢様やご家族にゆかりがある場所
自分だけの思い出の場所を選ぶ方もいます。ご自宅周辺、祖父母様の家、ご家族でよく遊びに行ったところ、学校など、候補は人によってさまざま。ぬくもりや懐かしさを感じさせるとともに、お嬢様の成長の軌跡も垣間見える唯一無二の写真となります。
振袖の前撮り 撮影小物にこだわる
せっかくなら小物にもこだわってみましょう。よりご自分らしく印象深い写真になります。
■和小物
和傘を差したり、鞠や扇子を手に持ってみたりすると、ひときわ和の趣が輝きます。フォトスタジオで貸してもらえることもあるので確認してみてください。自分で用意しやすいものだと紙風船や折り鶴などもおすすめです。
■お花
振袖はお花の模様が描かれていることが多いため、ブーケとの相性も◎。花柄と同じ種類のお花を用意するとなお良しです。控えめに1輪だけ持つ、ドライフラワーを選ぶと今どきな雰囲気に。
■思い入れのあるアイテム
幼い頃から大切にしてきたぬいぐるみ、習いごとにまつわる楽器やスポーツ用品などを持参するのも素敵なアイデア。お嬢様らしい記念撮影になり、ご家族の顔もほころびます。ただし、小さな物だと振袖の華やかさに負けてしまうため、ある程度サイズが大きいものを選びましょう。
振袖の前撮り コーディネートにこだわる
フォーマルな式典である成人式には身に着けていきにくい個性派アイテムも、前撮りなら取り入れてOK。成人式とは違う髪型やメイクを楽しむのもアリです。
■ハットやベレー帽
レトロモダンなコーディネートがお好みのお嬢様に。振袖の色柄と同じカラーのものを選ぶと統一感が出ます。
■ブーツ
正統派の草履からブーツに履き替えるのも人気。一気に大正ロマンあふれるコーディネートになります。ヒールがあるタイプならスタイルアップ効果も。履き慣れていて草履より動きやすいのも利点です。
前撮りに備えてしておくと良いこと
思い描いていた通りの前撮り写真を残すには、事前の準備も大切です。ここでは前日までにしておいたほうが良いこと、当日気を付けるべきことをご紹介します。
=前撮り前日までの準備=
■ヘアスタイルやメイクを決めておく
希望するヘアスタイルやメイクのイメージをある程度固めておきましょう。具体的にこれ! というものがあれば、画像をスマホに保存しておいてスタイリストに見せると◎。ヘアセットもメイクも自分でやる場合は、その旨を事前に伝えておくこと。
■セルフケアで磨きをかけて
前日の夜は、まずゆっくり湯船に浸かって日頃の疲れを癒してください。いつもより入念にスキンケア&ヘアケアを行えば、お肌と髪のコンディションも整います。爪をきれいにお手入れしておくことも忘れずに。
■充分な睡眠を取る
寝不足は肌荒れやクマ、疲れやストレスの原因になります。前撮りの前日は早めに就寝するようにしましょう。ドキドキしてなかなか寝付けない場合は、アロマテラピーやストレッチなどリラックスできる方法を試してみてください。
=前撮り当日に気を付けること=
■朝食はきちんと食べる
振袖は洋服よりも重く、締め付けもあるため、立っているだけでも思いのほか体力を消耗します。そのため朝食を抜いてしまうのはNG。かといって食べ過ぎてしまうと帯の圧迫感で気持ち悪くなってしまうかもしれません。おかゆやフルーツなど消化に良い食材を軽めに摂ることをおすすめします。
■トップスは前が開くタイプが便利
前撮り当日は、ヘアメイクを整えてから振袖を着付けてもらうのが普通です。そのためTシャツなどを着ていくと、脱ぐ際にせっかくセットした髪型やメイクを崩さないかヒヤヒヤしてしまいます。スムーズなお支度のためにも、脱ぎやすい前開きの洋服を選ぶと安心です。
■足元は靴下がベスト
タイツやストッキングよりも靴下のほうが足袋への履き替えがスムーズです。
■自宅からアクセサリーを付けていかない
ピアスやネックレスは振袖に引っかかりやすいため、外しておくのが大人のマナー。そもそも振袖はそれ自体が華やかなので、アクセサリーは付けなくても問題ありません。もしアクセサリーを付けないとコーディネートが完成しない場合は、着付け終わってから身につけましょう。
まとめ
じっくり時間をかけて素敵な写真を撮影できるだけでなく、成人式当日の予行練習にもなったり、ご家族の思い出づくりの場にもなったり、さまざまなメリットがある前撮り。思いを込めて厳選した振袖の出番が、成人式当日だけというのももったいないですよね。前撮りをすることで、本番への期待もいっそう膨らむはずです。ぜひご家族みんなでハタチの記念をめいっぱい楽しみ、幸せの瞬間をカタチに残しましょう。