愛知県豊橋市で振袖や学生服・学校用品、着物、七五三衣装を取り扱う(株)山正山﨑「お知らせ」ページです。

お知らせCOLUMN

2024.08.01
コラム

振袖選びは夏休みがチャンス

これから成人式を迎えるみなさん、振袖はいつごろ見に行く予定でしょうか。そろそろと考えているなら夏休みの今がチャンスです。実は大学1年生の夏休みに振袖選びをスタートさせたという方が、全体の半分以上を占めるというデータもあります。なぜそれほど夏休みがおすすめなのか、今回はその理由や試着の際の注意点などをじっくり解説します。

【目次】
1 振袖選びは呉服店で行うのが安心
2 夏休みから始める振袖選び3パターン
3 振袖を試着する時に気を付けたいこと
4 まとめ

振袖を選ぶのに夏休みがちょうど良い6つの理由

なぜこれほど多くの方が夏休みに振袖選びをするのかというと、それはメリットが多いからにほかなりません。どんな良いところがあるのか1つずつ見ていきましょう。

1.新作振袖が豊富に揃っている

毎年各ブランドが夏休みに合わせて新作を発表しています。自分が成人式を迎える年のトレンドをいち早くキャッチし、お気に入りの振袖を確実に押さえたいなら夏休みに行動を起こすのがおすすめ。人気の新作振袖はすぐに予約が埋まってしまうため、これぞ!と思うものがあれば予約だけは済ませておくと安心でしょう。

2.家族のスケジュールを合わせやすい

振袖を選ぶ時は、お嬢様とお母様が一緒に来店されるのが一般的です。中にはおばあ様や姉妹様、お父様も付き添われるケースもあります。振袖を一式準備しようとするとなると、それなりにまとまったお金が必要になります。そしてそれを出すのはだいたいご両親や祖父母様です。であるからこそご家族と来店されたほうが何かと話がスムーズに進みます。しかし、進学や就職を機に遠方で一人暮らしをしているお嬢様もいるでしょう。そうでなくても普段は学業や仕事で忙しく、なかなか振袖選びを楽しむ気分になれないという方も多いのではないでしょうか。しかし夏休みであれば帰省していたり、いつもよりスケジュールに余裕があるお嬢様が多く、家族そろってお店へ足を運びやすいものです。このような背景もあって夏休みに初来店される方が多くなっています。 

3.展示会などのイベントが充実している

夏休みは振袖選びのハイシーズンということで、イベントを開催するお店も多くあります。複数のお店が合同で行う大型展示会などもあり、いっぺんにまとめて振袖を比較・検討できてとても便利です。こういったイベントの時は、小物類の無料レンタルや着付けサービスといった特典がつくことも多いので、少しでもお得に準備したい方にも夏休みの振袖選びはおすすめです。

4.ゆったりと準備が進められる

大学1年生の夏休みであれば、成人式までまだ1年半の余裕があります。成人式のお支度は振袖を選んで終わりではなく、帯や小物、ヘアメイク、ネイルなど、その他にも決めなければならないことがたくさんあります。着物を着慣れていないお嬢様の場合、小物1つ1つを選ぶのにも時間がかかってしまうことがあるので、早めにお支度をスタートさせるのに越したことはありません。スケジュールにゆとりがあれば、妥協なくこだわりを貫くことができます。

5.前撮りを良い日程で押さえやすい

近年は成人式当日ではなく、事前に記念撮影を済ませておく前撮りが主流になっています。自分たちの好きな日にゆったり撮影してもらえるのが前撮りの良いところですが、振袖のコーディネートが決まっていないことにはもちろん撮影はできません。また、桜や紅葉が美しく気候がおだやかな春や秋、土日祝日などは大変混み合うため早めの予約が肝心です。大学1年生の夏休みに振袖を決めておけば、ベストな日程を押さえやすいでしょう。

6.着付けやヘアメイクの予約も早くできる

当日のスケジュールやアクセスを考えて、成人式会場の近くにある美容室で着付けやヘアメイクをしたい方も多いでしょう。しかし立地の良いお店は数に限りがありますし、ちょうど良い時間帯は特に予約が殺到するため、こちらも早めに枠を押さえておいたほうが安心です。余裕を持って振袖選びを始めることで、着付けやヘアメイクの手配もスムーズに済ませられます。

夏休みから始める振袖選び3パターン

年々スタートの時期が早まっている振袖選び。最近は高校3年生の夏休みから始めるご家庭も増えてきています。ここからは高校3年生、大学1年生、大学2年生それぞれの夏休みの振袖選びのポイントをご紹介します。どのタイミングが自分にとってベストなのか考えるきっかけにしてみてください。

高校3年生の夏休み(成人式の2年半前)
成人式までまだ2年半もの時間があり、最も余裕をもってお支度できるのがこのタイミングです。「こんなに早くに決めてしまって振袖のトレンドは変わってしまわないの?」と気になる方もいるかもしれませんが、振袖は洋服ほど頻繁に流行は移り変わらないので大丈夫。2~3年後を見据えて各ブランドもデザインを考えています。「部活を引退して時間にゆとりがある」「無事に進路が決まった」「新生活が始まるとバタつくから、その前に少しでも準備を進めておきたい」というお嬢様は、このタイミングで一度お店へ足を運んでみると良いでしょう。受験勉強や就職活動などで忙しい場合は、息抜き程度にお店のホームページやSNSをチェックしてみたり、お好みの振袖コーディネートを検索してみるのがおすすめ。ご両親がいろいろなカタログを取り寄せるのもアリです。夏休みは無理のない範囲で情報収集だけして、生活が落ち着いた春休みに下見をスタートさせるご家庭も多くあります。高校3年生のうちから準備を始めれば、人気のフォトスタジオや美容室の予約にも充分な空きがあり、希望通りの日程を押さえることができます。

大学1年生の夏休み(成人式の1年半前)
いよいよ成人式を翌年度に控え、お嬢様の周りでも「振袖はどうする?」という声が聞こえ始める時期。振袖への関心も自然と高まり、行動も起こしやすくなります。実際に大学1年生の7~9月が最も予約が殺到するタイミングであり、お店側も多様なニーズに応えるためさまざまな振袖や小物を用意しています。充実した品揃えの中からぴったりなアイテムを選び抜くことができるのがこの時期ならではの魅力です。逆に言うと、最新のトレンド振袖は大半が夏休みに売れてしまうので、ここを逃すと選択肢は限られることになります。前撮り・着付け・ヘアメイクの予約枠も同様で、夏休みのうちに希望の日程を押さえておくことをおすすめします。高校3年生の夏休みや春休みは進路決定のタイミングで何かと忙しく、振袖選びまで手が回らなかったというお嬢様は、ぜひ大学1年生の夏休みを有効活用してみてください。ロングヘアで成人式を迎えたいという方は、このくらいの時期から髪を伸ばし始めるとちょうど良いですよ。

大学2年生の夏休み(成人式の半年前)
成人式前の最後の夏休みです。人気のトレンド振袖はほとんど残っていない状況なので、あるものから選ぶことになります。とはいえ最新のデザインにこだわらなければ、まだ振袖は残っています。合わせる帯や小物次第でイメージはいくらでも変えられるので、スタッフに取り急ぎ相談してみましょう。着付け・ヘアメイクの予約枠もちょうど良い時間帯はほぼ押さえられている状況です。もしかしたら会場からかなり離れたところにある美容室や、夜も明けきらないような早朝、もしくは式典開始ギリギリの時間帯しか空いていない可能性もあるため一刻も早く手配しましょう。前撮りも気候がおだやかで過ごしやすい秋や、土日祝日はお願いするのが難しいかもしれません。なかなか希望する日程が押さえられない場合は、前撮りにこだわらずに成人式の翌日以降に行う後撮りにするのも1つの手。混雑を避けてゆったり記念撮影を楽しむことができます。多くのフォトスタジオが後撮りにも対応しているので一度確認してみてください。成人式の振袖をレンタルで済ませた+同じ振袖を着たい方は、式典後もレンタルできるのかショップに確認するのもお忘れなく。

振袖を試着する時に気を付けたいこと

成人式のお支度において、一番テンションが上がるのが振袖の試着かと思います。たくさんの種類の振袖をいろいろ試せる機会は、長い人生でもそうあることではありません。また、写真では分からない色や柄の美しさ、生地の質感、重さやフィット感は試着してみないと分からないことなので、成約前に必ず一度は袖を通しておきましょう。お気に入りの振袖を楽しくスムーズに見つけるために、下記のポイントをチェックしておくことをおすすめします。

事前予約がベター。できればイメージ写真を持参しましょう
予約をしていなくても試着できるお店は多いですが、やっぱり予約をしてからお出かけしたほうが安心です。待たされることなく案内してもらえて、ゆったり試着することができます。予約特典を用意しているところもあるので要チェック。予約の際にお好みのデザインを伝えておけば、良さそうな振袖を何着か用意しておいてくれるお店もあります。希望する振袖のイメージ写真などを持っていくと、スタッフと理想を共有しやすいですよ。

首元があいたタイトな洋服を着て行くと◎
試着の際は、自前の洋服の上から振袖を羽織って簡単に着付けます。そのためタートルネックやフード付きの洋服を着て行くと、衿元から余計な部分がはみ出してしまい見栄えが美しくありません。また、ゴワつくようなデザインの洋服も振袖のシルエットが崩れやすいので避けたほうが無難です。首元があいていて飾りが付いていないTシャツに、細身のズボンを合わせておけば間違いないでしょう。

ノースリーブはNG
夏はノースリーブを着るお嬢様も多いかもしれませんが、試着の際は避けるのがマナー。ノースリーブだと汗が振袖に直接付いてしまい、生地を傷める原因になります。半袖から七分丈の洋服を選ぶようにしましょう。

アクセサリーや腕時計は外す
ピアスやネックレス、腕時計などを身に着けたまま試着をすると、振袖にひっかかってしまうことがあります。振袖は大変デリケートな衣装です。ダメージを与えることがないよう、お店についたらすべての装飾品は外すようにしてください。

髪はすっきりまとめておくのがおすすめ
成人式では髪をアップスタイルにすることが多いので、試着の際も簡単に束ねておくと本番をイメージしやすくなります。ヘアゴムやコームを貸してくれるお店も多いです。また、振袖を羽織った時にピンで首の後ろを止めるため、髪をまとめておいたほうが着付けやすいというメリットもあります。

体調管理は万全に
夏休みに入ってつい夜更かしをしたり、食生活が乱れている方はいませんか。振袖は洋服よりも重くて暑く、締め付けもあるため、試着だけでも案外体力を消耗します。ただでさえ厳しい暑さが体にこたえるのが日本の夏です。試着日の前日はしっかりお風呂に浸かって疲れを取り、早めに就寝して、当日はきちんと朝ごはんを食べましょう。試着中も疲れたら無理をせずに休憩し、しっかり水分補給するよう心がけてください。

まとめ

いかがでしたか。今回は夏休みに振袖を探し始めると良い理由、学年別の振袖選びの特徴、試着に行く時の注意点などを解説しました。成人式は無事にハタチを迎えられたことを喜び合う節目の1日です。だからこそ納得いく振袖コーディネートで当日を過ごしたいですね。ぜひ時間にゆとりがある夏休みを利用して、山正山﨑へ足を運んでみてください。運命の振袖にめぐり合えるようスタッフが全力でサポートします。