
豊橋市にある老舗呉服店山正山崎では、老舗ブランドの振袖からトレンドの振袖まで、幅広い振袖の中からあなた好みの一枚をきもののプロと一緒に選ぶことができます。6月は振袖を選ぶにはぴったりの季節! 振袖の選び方から、ママ振りを現代風に着こなすポイントなどもご紹介します。
【目次】
1 振袖をえらぶのに6月がちょうど良い理由とは?
2 イベントに来る際に注意したいこと
3 イベントでは振袖小物も充実! ママ振りを検討している方もおすすめ
4 ママ振りを今風に見せる小物づかいとは?
5 まとめ
振袖をえらぶのに6月がちょうど良い3つの理由
(1)新作振袖が豊富に揃っている
毎年各ブランドが新作を発表しています。自分が成人式を迎える年のトレンドをいち早くキャッチし、お気に入りの振袖を確実に押さえたいなら6月に行動するのがおすすめです。人気の新作振袖はすぐに予約が埋まってしまうため、「これぞ!」と思うものがあれば予約だけは済ませておくと安心でしょう。
(2)展示会などのイベントが充実している
夏休みは振袖えらびのハイシーズンということで、イベントを開催するお店も多くあります。複数のお店が合同で行う大型展示会などもあり、一度にまとめて振袖を比較・検討することができて、とても便利です。イベントの時は、小物類の無料レンタルや着付けサービスといった特典がつくことも多いので、少しでもお得に準備したい方にも6月の振袖えらびはおすすめです。
(3)着付けやヘアメイクの予約も早くできる
当日のスケジュールやアクセスを考えて、成人式会場の近くにある美容室で着付けやヘアメイクをしたい方も多いでしょう。しかし立地の良いお店は数に限りがあります。また、ちょうど良い時間帯は特に予約が殺到するため、こちらも早めに枠を押さえておいたほうが安心です。余裕を持って振袖えらびを始めることで、着付けやヘアメイクの手配もスムーズに済ませられます。
山正山﨑では、6月に大きな振袖展を開催します!
6月21日(土)・22日(日)・23日(月)の3日間、豊橋市内にあるロワジールホテルで「源展」と題し、年に一度の振袖展示会を開催します。千總、きぬたや他、全国の有名産地などのブランドが大集結の3日間! 毎年大盛り上がりのイベントで、お嬢さまやお家族さまと一緒に訪れるお客さまも多くいらっしゃいます。
「源展」振袖展へご来場の皆さまだけの3つの特典
(1)親子でご来場いただいた方へ、浴衣のプレゼント
(2)パーソナルカラー診断 無料体験(21日・22日限定)
(3)市内人気スイーツ店のオリジナルスイーツのおもてなし
創業77周年の実績を誇る、地域密着老舗呉服店・山正山﨑。地域ナンバーワンの品質と伝統をぜひご体感ください。
イベントに来る際に注意したいこと

イベントではさまざまな振袖の試着ができます。たくさんの種類の振袖をいろいろ試せる機会は、長い人生でもそうあることではありません。また、写真では分からない色や柄の美しさ、生地の質感、重さやフィット感は試着してみないと分かりません。ぜひ成約前に一度は袖を通しておきましょう。お気に入りの振袖を楽しくスムーズに見つけるために、下記の5つのポイントをチェックしておきましょう!
(1)イメージ写真を持参
お嬢さまの振袖のお好みのデザインを伝えることでスタッフもスムーズにご案内することができます。もし事前に決まっているのであれば、良さそうな振袖を何着か用意することも!
(2)首元があいたタイトな洋服を着て行こう
試着の際は、自前の洋服の上から振袖を羽織って簡単に着付けます。そのためタートルネックやフード付きの洋服を着て行くと、衿元から余計な部分がはみ出してしまい見栄えが美しくありません。また、ゴワつくようなデザインの洋服も振袖のシルエットが崩れやすいので避けたほうが無難です。首元があいていて飾りが付いていないTシャツに、細身のズボンを合わせておけば間違いないでしょう。
(3)ノースリーブはNG
試着の際はノースリーブを避けるのがマナー。ノースリーブだと汗が振袖に直接付いてしまい、生地を傷める原因になります。半袖から七分丈の洋服を選ぶようにしましょう。
(4)アクセサリーや腕時計は外す
ピアスやネックレス、腕時計などを身に着けたまま試着をすると、振袖にひっかかってしまうことがあります。振袖は大変デリケートな衣装です。ダメージを与えることがないよう、お店についたらすべての装飾品は外すようにしてください。
(5)髪はすっきりまとめておくのがおすすめ
成人式では髪をアップスタイルにすることが多いので、試着の際も簡単に束ねておくと本番をイメージしやすくなります。ヘアゴムやコームを貸してくれるお店も多いです。また、振袖を羽織った時にピンで首の後ろを止めるため、髪をまとめておいたほうが着付けやすいというメリットもあります。
イベントでは振袖小物も充実! ママ振りを検討している方もおすすめ

ママ振りとは名前の通り、お母さまが成人式で着た振袖のこと。ママ振りを現代的な感性でコーディネートし直し、自身の成人式で着てみたいと考えるお嬢さまが増加しています。イベントでは振袖用のトレンド感あふれる小物も充実しています!
※そもそもママ振とは?
唯一無二の装いが楽しめます!
振袖は色や柄が豊富な分、洋服よりも人とかぶることは少ないですが、人気の傾向というものはあるので、ご友人と似たようなコーディネートになってしまうことはありえます。その点ママ振りなら、現代の振袖とデザインがかぶる心配はほぼありません。気品とオリジナリティを兼ね揃えた印象的なコーディネートが叶います。
※ママ振りの魅力って?
お母さまが成人式を迎えた頃はちょうどバブル期。振袖も贅沢なものが多い傾向にあります。職人が一枚一枚手作業で仕上げた手描き友禅や総絞りなどは、現代のインクジェット式プリンタで作られた新品の振袖より価値が高いことも。自宅でただ眠らせておくにはもったいないので、一度タンスから出してみることをおすすめします。また、お支度の費用を安く抑えられるのも魅力の一つです。「1回の成人式のために何十万もの大金を支払うことに抵抗がある」という堅実な考えを持つお嬢さまもいると思います。そんな方にもママ振りはおすすめ。振袖も小物類も一式活用するのであれば、本来かかるはずだった衣装関連のレンタル・購入費用は丸ごと節約でき、あとは着付け代とヘアメイク代を用意するだけで済みます。ただし振袖の状態によってはシミ抜きや寸法直しが必要なケースもあるので、ある程度のメンテナンス代は計算に入れておきましょう。
友人・親戚の結婚式、かしこまったパーティや謝恩会への参列、お嬢さまご自身の結納や披露宴のお色直しなど、振袖を着る機会は案外たくさんあります。もちろん、そのたびにデザインの異なる振袖をレンタルするのも楽しいですが、費用のことを考えると、やはりなかなか手が出しづらいもの。ママ振りであれば費用を抑えつつ、小物類だけレンタルしてさまざまなコーディネートを楽しむこともできます。
ママ振りを今風に見せる小物づかいとは?

<帯>
振袖に次いで占める割合が大きいのが帯です。特に後ろ姿においては、帯こそが「顔」だと言っても良いほど。ママ振りを使うお嬢さまは帯を現代のものに変更するだけで、ガラリと雰囲気を変えることができます。流行のワントーンコーデにチャレンジする場合は、振袖と帯の色の濃淡にこだわってメリハリをつけると上手くまとまります。個性的にまとめたい場合は、振袖の反対色の帯を選ぶと良いでしょう。また、現代の帯は昔よりも長く、帯芯もしなやかになっています。お母さまの時代はふくら雀という結び方が主流だったのに対し、今はさまざまなアレンジ結びが登場。おしゃれな帯結びを楽しむためにも、ぜひ帯を新調することをおすすめします。
<帯締め>
帯が崩れないように固定する細い紐のことを帯締めといいます。帯の中央を横切るため大変目立ち、コーディネートのアクセントにも。通常は長さ150センチほどのものを選びますが、成人式の振袖に合わせる時には170~190センチの長尺タイプがベスト。蝶々結びやクローバー結びなど、アレンジ結びがしやすく華やかさを演出することができます。最近では、パールやビーズ、つまみ細工がついたものなど、さまざまなタイプが揃っています。
<帯揚げ>
帯締めと同じく、帯を支えるために使います。帯の上部からチラリと見え、全体を引き締めるアクセントにもなります。特に振袖の際は、帯揚げの見える面積を広く着付けることが多いので、しっかりこだわって選びたいところ。繊細な刺繍が施されたものや、流行のくすみカラーを取り入れたものが人気です。
<半衿>
半衿とは、長襦袢に縫いつける衿のこと。汚れが付着するのを防ぐ役割があります。昔は白色が基本でしたが、現代ではコーディネートのアクセントになるようなカラフルな色柄やエレガントな刺繍入りなど、多彩なデザインが選べるようになっています。
<重ね衿>
振袖の下に何枚も着物を着ているように見せる、飾り用の衿のこと。重ね衿を加えると一気に豪華な印象となります。ラインストーンやパール、レースの飾りがついたタイプを選んで和洋折衷スタイルを楽しむのも新鮮な感覚。
<草履>
おしゃれは足元からという言葉もあるように、草履も手が抜けないアイテムです。近年はスタイルアップ効果が期待できる厚底タイプが話題。ヒールの部分に模様が描かれていて、見た目にも華やかさたっぷりです。また、お母さま世代の草履はエナメル製が多かったかと思いますが、最近は鼻緒が布地になっていて足に負担がかかりにくいタイプも販売されています。草履はサイズが合っていないと靴ずれを起こしやすく、経年劣化も目立ちやすいアイテムなので新調したほうが安心です。
<バッグ>
和装用のバッグは、草履とセットでよくレンタル・販売されています。どう組み合わせたら良いか分からない方は、セットになったものを選ぶと良いでしょう。別で選ぶ際は、振袖や帯の色に注目して選ぶと失敗しません。例えば「帯がゴールドならバッグも同じ色で揃える」「振袖に施された柄の中で一番メインとなる色と合わせる」といった例が挙げられます。また、古典柄が多いママ振りに、現代風の柄のバッグを合わせるとちぐはぐな印象になってしまいます。古典柄には古典柄を合わせて統一感を出すことも大切です。
<髪飾り>
令和に入った頃から、和風な髪飾りが大人気。髪を束ねる際に水引や組紐を用いる、つまみ細工で飾る、セットの仕上げに金箔や銀箔をあしらうなど、さまざまなテクニックがあります。日本伝統の古典柄が一般的なママ振りとの相性もばっちりです。その他だと、造花の代わりにドライフラワーを使うのもトレンド。独特のやわらかなスモーキーカラーが、くすみカラーの振袖とマッチします。
まとめ

いかがでしたか? 成人式は一生に一度。だからこそ、特別な振袖で臨みたいと考える方も多いと思います。山正山﨑では、お客さまに合わせた振袖を提案しています。お気に入りの振袖を見つけるなら6月がおすすめ! 山正山﨑でも6月に振袖が多数集まる大きな展示会を行います。この機会にぜひ振袖選びを始めてみてはいかがでしょうか。