成人式を迎えるご家族やお嬢様にとって「どんな振袖にしよう?」「振袖はレンタル?それとも購入するべき?」と悩む方も多いかと思います。今回は振袖のレンタルと購入の特徴、メリットとデメリットをご紹介します。
【目次】
1. 振袖レンタルの特徴とメリット・デメリット
2. 振袖購入の特徴とメリット・デメリット
3. レンタル振袖・購入振袖!徹底比較
振袖レンタルの特徴とメリット・デメリット
振袖レンタルとは、成人式での着用を目的として一定の貸出期間を設けていることを言います。一枚の振袖に対して不特定多数の利用者が対象となっています。 旧作、新作のほか、専門店では未仕立ての振袖から選ぶこともできます。
一般的に必要な着物一式、肌着小物一式が全てセットとなっていますが、店舗によって内容やサービスは異なるので確認をすることが必要です。
振袖レンタルのメリット
◆ 購入するよりも費用を安くおさえられる
◆ 今着たい色や流行りのデザインで選べる
◆ イベントが終わったら返却するだけで楽
このように振袖レンタルでは「購入してもあまり着る機会がない」という方や、「今の気分でデザインを選びたい」という方は振袖レンタルがオススメです。
振袖レンタルのデメリット
◆ 気に入った振袖があってもサイズが合わない事がある
◆ 人気の柄やデザイン、新作の振袖はタイミングを逃すと予約が取りづらい
◆ 振袖を成人式後も何度も着るのなら、購入するより割高になる
振袖レンタルでは、人気の柄・新作振袖の場合、予約が取りづらいというデメリットがあります。振袖をレンタルすると決めたら、すぐに振袖探しを始めたほうがよいでしょう。
振袖購入の特徴とメリット・デメリット
世界でひとつだけのあなたのためだけに仕立てられた衣装ー。これ以上の特別感は味わえないというのが購入振袖の最大の魅力です。振袖を購入する場合は、仮絵羽仕立(着物の形に縫うことで、染め上がりの時に柄が縫い目でずれないよう、寸法通りに仮縫いすること)という状態から、好みの色や柄を中心に自分の要望に合わせた物を自分の寸法にオーダーして仕立てる事ができます。
特に購入に際しては、必要なもの全てが揃うセットでの販売が主流ですが、商品によっては、表地や裏地、仕立てといった内容が代金に含まれていない場合もありますので事前に確認しましょう。
振袖購入のメリット
◆ 自分のサイズに合わせているので、着やすく着姿が美しい。
◆ 姉妹で着回したり、何度も着用していくとレンタルよりも割安。
◆ 思い出が形となり、子や孫にも着物を残すことができる。
◆ 将来また仕立て直す事が出来るのでまさに一生もの!
自分のサイズにピッタリ合わせたおあつらえの振袖なので、見た目の華やかさにも影響を与えます。自分の物になるという満足感は振袖レンタルでは敵わない部分ですね。
振袖購入のデメリット
◆ 振袖レンタルよりも値が張る
◆ 家での保管場所が必要
◆ クリーニングなどのメンテナンスが必要
◆ 仕立てに時間がかかる※目安としては2〜3ヶ月程度
◆ 振袖のデザインが流行おくれになる場合もある
◆ 自分の好みが変わり、年齢によって似合う着物が変わっていく場合もある
振袖を購入する場合は、料金はもちろんのこと保管場所の問題も考えなくてはなりません。高い料金を払って購入したのに保管が正しく出来ず失敗をしてしまっては勿体のないことです。 振袖を購入する場合は、ある程度和服に対する知識を身につける事、そして安心して相談ができる環境を整えておくことが大切です。
レンタル振袖・購入振袖!徹底比較
実際にレンタル振袖と購入振袖を比較した場合についてご紹介します。
◆ レンタル
【相場】18~35万円ほど
【検討時期】2年前から
【割合】レンタル 4 割
◆ レンタル振袖を選んだ方の声
・ 気に入ったものが見つかったから
・ 管理や保管ができないから
・ 成人式以外、着用しないから
・ 母親もレンタルだった
・ 姉妹の好みが合わなかった
◆ 購入
【相場】24~48万円ほど
【検討時期】2〜1.5年前から
【割合】購入 6 割(ママ振袖含む)
◆ 購入振袖を選んだ方の声
・ 流行りにとらわれず、自分や家族の納得いくものが見つかったから
・ 着用回数が複数回あるから
・ 姉妹と共有して着るから
・ レンタルと値段があまり変わらなかった
・ 成人の記念としてカタチに残るから
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