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お知らせCOLUMN

2023.04.27
コラム

振袖のトレンドをチェック!

振袖選びをする上で気になることといえば、やっぱりどんな振袖が流行っているのかということ。実は洋服と同じく振袖にもトレンドというものがあります。今の時代らしい色や柄の組み合わせなどを知ることで、いっそうお嬢様の魅力が輝くはず。ぜひ流行を取り入れながら、令和の振袖選びを楽しんでみてください。

【目次】
1 人気の3大文様をご紹介
2 トレンドカラーにも注目してみよう
3 ヘアメイクも工夫して旬顔になろう
4 まとめ

人気の3大文様をご紹介

ここ何年か人気を集めているのが、レトロモダンなコーディネートです。日本の伝統美が光る古典柄に流行色などをうまく取り入れることで、上品でありながら今どきな感性も感じられる令和の振袖美人になれます。またベーシックな古典柄のほかにも、モダン柄や新しいタイプの古典柄など、さまざまな種類が登場。柄のジャンルを知ることで、ずらりと並んだ振袖に圧倒されることなく、お好みのデザインが探しやすくなるので事前に覚えておきましょう。

古典柄はいつの時代も愛される正統派

日本で古来より愛され続けている文様をまとめて古典柄と呼びます。上品かつ華やかな雰囲気で世代を問わず好印象。古典柄というとなんとなく渋い、古臭そう…というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、近年ではお母様が成人式で着た古典柄の振袖を、お嬢様が今どきにコーディネートして着直す「ママ振」が流行中です。小物やヘアメイクを現代風にすることでグっと垢ぬけます。また古典柄にはおめでたい意味を持つものが多く、大人になったことをお祝いする成人式にぴったり。その他、四季折々の花を描いたものも女性らしくておすすめです。代表的な古典柄をいくつかご紹介します。

■ 吉祥文様
数ある古典柄の中でも、とりわけ縁起の良いものが吉祥文様です。中国の文化の影響を受けたものや、日本の縁起物に由来するものなどがあります。例えば「松竹梅」は、1年中緑を絶やさない松、天に向かって真っすぐ伸びる竹、冬の寒さにも負けずにいち早く花を咲かせる梅の3つがセットになった文様で、生命力と成長を意味します。
その他に、不老長寿の象徴である「鶴」や「亀」、福を招く「宝尽くし」、発展や栄光をイメージさせる「鳳凰」なども有名です。縁起を担ぎたい方は、吉祥文様が描かれている振袖を選べば間違いありません。

花柄
女性らしい雰囲気を引き立ててくれる花柄も大変人気があります。特に日本の国花である「桜」はおめでたい印象も強く、お祝いの席と相性◎。春を代表する花でありながら、季節を問わずに着用できます。国花といえば「菊」も根強い人気を誇る花です。こちらも秋の花ですが1年中用いることができ、邪気を払い長寿をもたらす花として古くから重宝されてきました。花柄の中で最も格式が高く、天皇家の家紋にもなっているほどです。
「百花の王」といわれる「牡丹」、控えめな素晴らしさを意味する「椿」も日本らしい花としてよく愛用されています。

有職文様
平安時代の頃より、公家の服装や調度品の装飾に用いられた文様です。優美な独自の様式を持ち、現代でも着物や帯などに多用されています。中でも知られているのが、「七宝」、「亀甲」、「花菱文」の3つ。七宝とは仏教の言葉で「金、銀、水晶、瑠璃(るり)、瑪瑙(めのう)、珊瑚、しゃこ」の7つの宝を指し、円が四方八方もしくは十方に広がることから、縁の繋がりや子孫繁栄を意味します。
亀甲は文字通り亀の甲羅をイメージした文様で、正六角形が上下左右に並ぶ幾何学模様が特徴。長寿の象徴として愛されています。花菱文は平安時代には一部の上流階級しか使うことが許されていなかった、非常に高貴で上品な柄です。菱型の中に花びらが4つ描かれています。

新古典柄

従来の古典柄に現代的な感性をミックスさせたもの。裾にグラデーションが入っているなど、色使いや柄の描かれ方がやや今風で、親しみやすい雰囲気になっていることが多めです。気品は保ちながらも、トレンド感も大切にしたいという方におすすめ。
レースやパールなど今どきな小物を合わせたい場合も、新古典柄のほうが馴染みやすい傾向にあります。お店によっては新古典柄を古典柄として扱っていることもあり、2つの境界があいまいになるほど定番化してきています。

レトロモダン柄

大正~昭和初期に登場した比較的新しい柄の総称。ヨーロッパのアール・ヌーヴォーの影響を受けた、斬新で鮮やかな色使いや柄がポイントです。水玉やボーダー、チェック、バラなどの洋花の模様がこれに当たります。他の人と被らない個性的なおしゃれを楽しみたい方にぴったりです。

トレンドカラーにも注目してみよう

ひと昔前の振袖といえば赤が定番でしたが、近年では青、ベージュ、白、黒、緑などバリエーションが豊富になりました。どの色を選んでもそれぞれ違った魅力が楽しめる中で、さらにトレンド感を出していくコツは、ずばり「くすみカラー」を選ぶこと。
ファッション業界のみならず、インテリアや雑貨などさまざまなジャンルでくすみカラーが流行しているのと同じく、着物の世界でもここ数年トレンドとなっています。また、シンプル志向が強まっていることから、振袖から帯、小物類まですべてを同系色でまとめたワントーンコーデも人気です。まずはなりたいイメージに合わせて、基調となる色を決めましょう。

赤色
不動の王道カラー。人気色なだけあって、ひと言で赤色といっても色合いは実に多彩。鮮やかな赤色であれば華やかかつ可憐に、深みのあるワインレッドなら大人っぽい雰囲気にと、さまざまなイメージが楽しめます。
日本人の肌にマッチしやすいというのも嬉しいポイント。赤色は古来より太陽をイメージさせるエネルギッシュなカラーとされ、「おめでたい色」「ご利益を引き寄せる色」として親しまれてきました。また、「魔除け」「厄除け」などの意味もあります。

青色
主に紺色系の古典的なカラーと、明るい色味のモダンなカラーに分けられます。気品を感じさせる落ち着いた雰囲気がお好みの方は紺色系が◎。一方、明るい青色の中でもくすみカラーやパステルカラーを選ぶと、一気に旬の装いとなります。
青色は海や空のような壮大で爽やかなイメージと、冷静さや知性を印象付ける魅力的な色。ここ数年、人気が高まってきているので要チェックです。

ベージュ
成人式の振袖ではちょっと珍しいベージュも注目色の1つ。くすみカラーが流行っている影響で、近年選ぶ方が増えてきています。振袖はそれ自体が非常に気高い衣装ですが、ベージュを選ぶことでいっそう気品を感じさせる大人っぽいコーディネートに。レースなど可愛らしい小物を合わせれば、甘くロマンティックな雰囲気に寄せることもできます。
色味が落ち着いている分、小物に明るいカラーも取り入れやすいほか、あえて同系色の濃淡トーンでまとめるのもハイセンス。最旬の着こなしが叶います。

白色
白無垢に代表されるように、古くから「清らかで汚れのないものの象徴」として神聖視されている白色。シンプルなモノトーンスタイルが定番化している洋服と同じく、振袖でも人気を集めています。清楚で洗練されたイメージを演出できるほか、顔周りを明るく見せてくれるという嬉しい効果も。また合わせる小物次第で、エレガントにもポップにもさまざまなイメージが演出でき、コーディネートのしがいがあります。

黒色
周りと被ることのない個性的な振袖を求めている方におすすめなのが黒色です。個性的といっても、黒色は本来フォーマルシーンでは最も格式高いカラー。インパクトがありながら、きちんと品格も保つことができます。金や赤など強い色の帯や小物とも相性が良く、モダンでカッコいいコーディネートが完成します。

 ■ 緑色
近年、緑色をアクセントカラーにしたファッションが人気急上昇中です。それに伴い振袖業界でも緑色に注目が集まっています。緑色は寒色系と暖色系のちょうど間にある中間色で、トーンの種類が実に豊か。青みがかったエメラルドグリーンやペパーミントグリーン、黄み寄りの萌黄色やうぐいす色など、幅広い選択肢の中から自分に似合う色を選ぶことができます。

自分に似合う色が分からない方は、パーソナルカラー診断を利用してみるのがおすすめ。山正山﨑にはパーソナルカラリストが在籍しており、肌や瞳の色などその方が生まれつき持つ特性を見極めた上で、似合うカラーをご案内しています。気になる方はぜひお気軽にお問い合わせください。

 ヘアメイクも工夫して旬顔になろう

無事に振袖が決まったら、次に気になるのはヘアメイク。こちらもトレンドを押さえつつ、自分らしいスタイルを追求してください。

 ヘアスタイル編 

■ 王道のシニヨン
セミロング~ロングヘアの方に人気のふるふわシニヨン。タイトにまとめず、あえて緩めに仕上げるのが今どきです。束ねる位置を低めにすればソフトで上品なイメージに、高めにすれば可愛らしくフレッシュな雰囲気になります。

ポニーテール
まとめ髪の中でも人気が高いポニーテール。ストレートの黒髪を高めに結んでシンプルに流したクールなスタイル、三つ編みにしたガーリーな感じなど、さまざまなアレンジが楽しめます。髪の長さが足りない方は、つけ毛を使うのもアリです。

ポンポンヘア(玉ねぎヘア、キャンディヘア)
ころんと可愛らしいポンポンを連ねたような見た目から、玉ねぎヘアやキャンディヘアとも呼ばれるトレントの髪型です。数年前からよく見かけるようになったこちらも引き続き人気の予感。トップを高めにしてポンポンの数を増やし、パールやドライフラワーなどをところどころに添えると華やかさがアップ。水引や組紐で束ねるのも今風です。

ハーフアップ
清楚で上品な雰囲気でまとめたい方にぴったりなハーフアップ。ウエーブを加えてほど良くふんわりさせることで、女性らしいやわらかな印象が引き立ちます。髪の毛がそれほど長くない方でもアレンジしやすいのも魅力です。

サイドアップ
ロングヘアの方はもちろん、ショート~ミディアムヘアの方にもおすすめ。左右どちらかに髪の毛を寄せたアシンメトリーなスタイルで、とてもお洒落な雰囲気。髪をウエーブさせるかストレートにするかだけでも印象が変わります。

アイドル前髪
お顔の印象を大きく左右する前髪。ここ数年、おでこがチラッと見える程度の透け感が特徴の「アイドル前髪」が流行しています。毛先をカールさせて自然な感じにふわっとさせるのがお洒落に見せるコツです。若々しく可憐なイメージを演出できます。

メイク編

普段、洋服を着ている時はナチュラルメイクが基本という方も多いかと思いますが、振袖を着る際は少し濃い目にするのがポイントです。いつものナチュラルメイクだと華やかな振袖にお顔が負けてしまい、なんだかぼんやりした印象に…なんてことも。
そうならないためにも、目や口元など鍵となるパーツには普段よりはっきりとしたカラーを選びましょう。色選びが難しい場合は、振袖に使われているカラーで最も面積が大きい色を選ぶとまとまりが出ます。一方、気合を入れて盛り過ぎると派手&下品に見えてしまうこともあります。成人式という場にふさわしい華やかさはしっかり出しつつも、上品さも決して忘れないことが大切です。

ファンデーション
立体感を重視する日常メイクに対し、和装用のメイクは平面的に見せるのがポイントです。ハイライトやシェーディングは使わずに、マット寄りのファンデで日本人形のような肌を作り上げると、自然と振袖にマッチします。

リップ
肌馴染みの良いヌーディなリップも、振袖に合わせるとぼやっとした印象になりがちです。リップは発色の良い濃い目のカラーを選ぶのがマスト。ファンデと同様に、こちらもマット系を選ぶと顔映りが良くなります。

アイシャドウ
カラフルな色を使うことに抵抗がある場合は、普段から使い慣れているブラウン系を選ぶのが◎。いつもの自分と差が開きすぎず、失敗しにくいというメリットがあります。しかし普段通りではアンバランスなので、少し濃いめにすることを心がけましょう。

アイライナー
よりはっきりとした印象にしたいならブラック、ややナチュラル寄りにしたいならブラウンがマッチ。どちらにしても強めにしっかり引くことが肝心です。また、目じりにカラーライナーを使うのもお洒落上級者の間で流行しています。

チーク
チークは濃いめに入れると幼く見えがちなので、ナチュラルに仕上げるのがポイント。頬骨の一番高いところにふんわりと入れて、自然な血色の良さを目指しましょう。

まとめ

いかがでしたか。毎年トレンドが変化する洋服ほどではないものの、振袖も約5年ごとに流行が移り変わっています。トレンドを意識して振袖から帯、小物類、ヘアメイクまでトータルコーディネートすることで、その時代らしい振袖美人に変身することができます。ぜひ最新の情報をキャッチして、楽しみながら理想のスタイルを完成させてみてください。