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お知らせCOLUMN

2023.12.14
コラム

成人式にかかる費用事情

大人になったことをお祝いする成人式。一生に一度しかない大切な節目の時だからこそ、できるだけ素敵なものにしたいですよね。しかしその一方で、どれくらい出費がかさむのか気になるのも本音です。そこで今回は、人には聞きづらい成人式の費用について解説します。

【目次】
1 振袖プランによって大きく変わる振袖費用
2 振袖以外にかかる費用
3 成人式の費用を少しでも節約するには
4 まとめ

 

振袖プランによって大きく変わる振袖費用

振袖のプランには主に、購入・レンタル・姉妹で共有する場合やママ振、の3つがあります。それぞれの特性を理解した上で、どれを選択すべきか決めるのが良いかと思います。振袖費用とは別にお支度費用の相場についてもご紹介するので、迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

振袖を購入する

振袖を購入するメリットはやはり、成人式が終わった後も好きな時に何度でも着られること。大学の卒業式で袴に合わせる着物に振袖を活用しても良いですし、結婚式に参列される際に着用してもOK。もちろんご自身が結婚される時、結納や披露宴のお色直しでまとうこともできます。結婚後は長い袖を短く仕立て直して訪問着にする方もいます。さらに、お手入れしながら大切に保管していけば、子や孫に受け継いでいくこともでき、まさに1つの財産になるのが他の選択肢にはない魅力です。
振袖の価格はノーブランド品で10万円前後~、ブランド振袖だと20万~90万円前後が相場。オーダーメイドであれば100万円を優に超えることもあります。バブル期の頃などは、振袖の準備に100万円以上かけることもよくある話だったことを思えば、ずいぶん相場は下がっていますが、それでも高い買い物でしょう。きれいな状態で長く保管するためには、定期的なメンテナンス代も必要となります。メリットとかかる費用のことを総合的に考えると、成人式の1回だけ振袖が着られればOKという方はレンタルで充分かもしれません。
しかし成人式の後もやっぱり振袖が着たいという場合は、その都度レンタルを繰り返すと、結果的に購入よりも費用がかさむこともあります。先々のことをしっかり考えた上で決断することが重要です。

振袖をレンタルする

振袖を準備するとなった時、多くの方が検討するのがレンタルです。自前の振袖のように何度も着ることはできませんが、その分費用は購入と比べて安い傾向にあります。お店によって異なりますが、小物を含む一式セットで平均20万~30万円前後が相場です。着付けに必要な最低限のアイテムがすべて揃ってこの価格なので、かなりお得だといえます。また、クリーニングなどの後処理が不要なケースが多いのも大きなメリットでしょう。デメリットを挙げるとするなら、成人式後に振袖を着用したくなったら、もう一度レンタルし直さなければならないこと。特に専門学校や短大の卒業式を控えているお嬢様で袴を着用予定の場合、比較的すぐにコーディネート用の振袖が必要になってきます。とはいえ袴レンタルにもお得なセットプランは色々あるので、そう何度も振袖を着る機会がない方や、イベントごとにさまざまな振袖を着てみたいという方にはレンタルが最適です。ただし、価格帯が幅広く、種類も豊富なレンタル振袖の中には、思った以上に安っぽく見えてしまうものもあります。写真だけで判断するのではなく、お店へ足を運んできちんと実物を見てから契約することをおすすめします。

ママ振を活用する

ここ数年、人気が上昇しているのがママ振という第3の選択肢。ママ振はお母様が成人式で着た振袖のことで、ご自宅に眠っていた振袖を着直してみるお嬢様が増えてきています。ママ振を活用するなら、本来かかるはずだった振袖の費用はゼロに。それでいて昔の振袖は、現代のものよりも贅を凝らした逸品が多く、現代の振袖よりも価値が高いこともあります。しかし、振袖から帯、その他の小物類まですべてそのまま使うと、どこか古めかしい印象になりがち。帯や小物類は現代のものに変えて、今っぽくコーディネートし直すのが一般的です。また、長くしまいっぱなしにしていた振袖は、シミやカビ、虫食いが生じていることが多いため、必ず一度はクリーニングへ出さなければなりません。お母様とお嬢様の体型に差がある場合、寸法直しが必要なケースもあります。場合によってはレンタルよりも高額になってしまうこともありえるので、早めに状態を確認しておくのが良いでしょう。
ママ振を着直す時にかかる費用の目安は、小物を変更するならおよそ3万円~、帯も変えるなら+3~10万円前後。丸洗い(ドライクリーニング)が1万円前後、シミ抜きは1ヶ所2千円前後、丈をお直しするなら1ヶ所につき1万~3万円程度かかります。ダメージの具合やお店によって金額は異なるので、あらかじめ確認するようにしましょう。

振袖以外にかかる費用

成人式に必要なものは振袖だけではありません。帯や小物類も一通り用意しなければなりませんし、ヘアメイクや着付けも必要です。その他にも前撮りや、お祝いをいただいた時には内祝いについても考えることになります。思わぬ出費に焦ることがないよう、最初からすべての費用を計算に入れておきましょう。

■帯や小物類
すべてのアイテムが一式セットになったものを購入・レンタルするならそれほど考えなくても良いですが、個別で手配する場合は帯や小物類の相場も知っておくと安心です。まず全体の印象を左右する帯ですが、ネット通販なら1万円前後~、呉服店なら2万円前後~レンタルできます。購入の場合は安くても3万円~、高価なものであれば10万円以上するものもあると覚えておきましょう。帯まわりのコーディネートに欠かせない帯揚げや帯締めはセットで1万~3万円程度、半衿は数千円~3万円程度、草履とバッグのセットは1万~5万円ほどが相場で、こちらもやはり購入かレンタルかで大きく異なります。すべてをレンタルで済ませると約7~8万円、購入なら約12万~13万円程度が一般的です。コーディネートが難しかったり、なるべく費用を抑えたい方は、振袖以外のアイテムを全部セットにしたお得なレンタルプランを利用するのが◎。

着付けやヘアメイク
振袖は自分1人では着られないので、プロに着付けを依頼しなければなりません。金額はお店の形態によって変わるほか、中には着付けとヘアメイクをセットにしているところもあります。どこが良いかは人それぞれなので、比較検討して自分に合うところを見つけてください。

合同着付け会場
呉服店で振袖を手配した場合、着付けはサービスになっていることも。ただし振袖の価格に着付け代が上乗せされているケースもあるので、無料と言ってしまうと語弊があるかもしれません。呉服店は経験豊富な着付け師がいることが最大のメリット。美しい着姿で着崩れしにくく、さらに着心地も良い。そんな着付けをお求めなら呉服店を選ぶと良いでしょう。

 ・美容室
「大切な日のヘアメイクは、自分の好みを熟知している行きつけの美容室にお任せしたい」「式典会場付近にある美容室でお支度したい」というお嬢様も多いかと思います。着付け・ヘアセット・メイクの3点メニューの相場はだいたい2万円前後。また、時間外の対応で早朝料金が加算されることもあります。

ホテル
設備が整っており、ホスピタリティも行き届いているのがホテルの魅力。ゆったりと贅沢な気分でお支度できます。立地や知名度にもよりますが、料金は3万円前後とややお高め。

出張着付けサービス
着付け師が好きな場所まで来てくれます。着付け料金は2万円前後が相場で、そこに交通費や早朝料金がプラスされるのが基本です。ヘアメイクはやっていないこともあるので、事前に確認しましょう。

前撮り
ハタチの記念の振袖姿。せっかくならプロのカメラマンに撮影してもらいたいと考える方も多数います。昔は成人式の朝に写真館に駆け込んでバタバタと記念撮影を済ますのが一般的でしたが、近年は前撮りが人気です。時間にゆとりがある前撮りなら、納得のいく1枚をじっくり撮影してもらえます。また、ご家族の都合に合わせて好きな日取りが選べるため、家族写真を残しやすいというメリットも。相場は振袖の着付け料+撮影料で約3~7万円といわれており、振袖一式をレンタルしたり、ヘアメイクもお願いするとさらに料金が加算されます。また、決められた枚数以上の画像データがほしい、アルバムやフォトパネルもほしいとなると商品代も追加になるので、オプションメニューもチェックしておくと良いでしょう。

■内祝い
成人式の前後に周りの方々からお祝いをいただくこともあるかもしれません。その際に忘れてはならないのが内祝いです。内祝いとは、お礼としていただいた金額の半分もしくは1/3程度の金額の品をお返しすること。未成年のうちはご両親が手配してくれていたかもしれませんが、これからは大人のマナーとして覚えておくことをおすすめします。ご両親や祖父母様など近しい身内からいただいたお祝いに関しては、特にお返しは不要とされるのが一般的。ただし、対面または電話で直接お礼の言葉だけは伝えるようにしましょう。遠い親戚、友人や知人からお祝いをいただいた場合は、内祝いを用意したほうが無難です。お菓子、コーヒーや紅茶、お酒などの嗜好品、タオルや洗剤などの日用品、カタログギフトなどが人気。プレゼントには「紅白蝶結び」の水引ののし紙をかけ、「内祝」の表書きに成人した本人のフルネームを記載します。お祝いをいただいた日からなるべく1ヶ月以内にお返しするようにしましょう。

成人式の費用を少しでも節約するには

高校3年生のうちから準備を始めるのが主流になってきている昨今の成人式。そうするとちょうどお子様の進学費用と成人式のお支度費用がほぼ同時に必要になり、負担を感じるご家庭も多いかと思います。少しの工夫で費用を節約することができるので、準備はこれからという方はチェックしてみてください。

■購入よりレンタル、レンタルよりママ振を選択
先にも述べた通り、振袖はママ振→レンタル→購入の順番で高額になる傾向にあります。ご自宅にお母様の振袖が眠っている方はママ振を、成人式の1回だけ振袖が着られたら良いというお嬢様はレンタルを活用してみてはいかがでしょうか。ただしレンタルする振袖によっては購入とそう変わらないくらい高額になったり、ママ振も想定以上にメンテナンス費用がかさむこともあります。まずは一度見積もりを取るようにしましょう。

 ■早割特典を活用する
早期契約のお客様には特典を用意しているお店もあります。振袖の割引はもちろん、本来別途かかるはずだった小物費用がサービスになる、ヘアメイクや前撮りがお得になるなど、サービス内容はさまざまです。下見の際に早割はあるのか、内容はどんなものなのか、いつまでに契約すれば適用されるのかを確認しておきましょう。

前撮りはハイシーズンや土日祝日を外す
気候が安定していて景色も美しい春と秋は、前撮りのハイシーズンで撮影料もお高め。桜や紅葉を背景にしたロケーションフォトが希望ならこの時期しかありませんが、特にこだわりがなく屋内での撮影でもOKなら、ほかの季節を検討してみるのも賢い手です。夏は振袖を着るには暑いイメージがありますが、フォトスタジオ内は冷房が効いているので暑さの心配はいりません。夏季限定キャンペーンを実施しているお店もあるので、節約したい方はあえてこの時期を狙うのも良いでしょう。また、土日祝日ではなく平日に行うとさらにお値打ちです。

まとめ

いかがでしたか。今回は成人式にまつわるお金の話をしました。振袖を着て成人式へ参列する場合、振袖だけでなく帯や小物、ヘアメイク、着付けが最低限必要になります。また、前撮りをするならその分の費用もかかってくるため、金銭的な負担は決して軽いものではありません。こだわりたい部分にしっかりお金をかけられるよう、節約できる部分はきちんと節約することも大切です。限られた予算を上手にやりくりして、大満足の成人式を叶えてください。