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2024.03.28
コラム

振袖選びは春休みが吉!人気の赤系振袖の魅力もご紹介

春休みは振袖選びを始めるのにぴったりな時期。そこで今回は、なぜ今が狙い目なのかその理由をくわしく解説していきます。また、振袖選びの参考に、王道ともいえる赤系の振袖の魅力もあわせてご紹介します。ぜひこの機会に呉服店へ足を運んでみてください。

【目次】
1 振袖選びに春休みが適している理由
2 人気の赤系振袖の魅力とは
3 赤系振袖のコーディネートをご紹介
4 まとめ

振袖選びに春休みが適している理由

まずは春休みに振袖を選ぶメリットをご紹介します。魅力がいっぱいなので、スケジュールに余裕があれば下見をスタートさせましょう。

■振袖の種類が豊富
その年の1月の成人式が終わり、レンタルされていた振袖がクリーニングを終えてちょうど戻ってくるのが今の時期です。そのため1年のうちで最もたくさんの振袖が店頭に並んでいます。振袖に合わせる帯、重ね衿や帯締め、帯揚げ、髪飾りなどの品揃えも充実しており、理想のコーディネートを妥協なく叶えることができます。

スタッフに余裕があり、翌年以降の成人式に全力を注ぎやすい
1月の成人式、3月の卒業式が終わるまでは、振袖や袴の準備で忙しい呉服業界。春休みはちょうど大きなイベントが終わったタイミングなのでスタッフにも余裕があり、翌年以降の成人式に集中しやすい環境が整っています。特に春休みは振袖選びのベストシーズンということで、お迎えの準備はいつもにも増して万全。じっくり希望をヒアリングした上で、ベストな振袖を提案してもらえます。

着付けやヘアメイクを良い時間帯で押さえやすい
成人式の開式時間は自治体ごとに決められています。そのため、たくさんのお嬢様がほぼ同じ時間帯にいっせいにお支度することになり、着付けやヘアメイクは大変混み合います。一度に対応できる人数には限りがあるため、良い時間帯の枠は争奪戦です。しかし、成人式本番の1~2年前の春休みであれば、まだスケジュールにもゆとりがあり、ちょうど良い時間帯で予約することができます。振袖選びが遅くなると、夜も明けきらないような早朝や開式ギリギリの時間、会場から遠いお店でしかお願いできないこともあるので注意しましょう。

前撮りも良い日取りを選択しやすい
近年では振袖の記念撮影は成人式当日ではなく、事前に前撮りするケースが主流になっています。前撮りのベストシーズンは、気候が安定していて桜や紅葉が美しい春と秋。特に土日祝日は予約が殺到します。着付けやヘアメイクと同じく、前撮りも良い日程を確実に押さえたいのであれば、本番の1~2年前の春休みに振袖を決めておくことをおすすめします。

受験や就活が終わり生活が落ち着いている
振袖選びをスタートさせる時期は年々早まっており、今では高校3年生の夏休みから下見を始めるご家庭も珍しくありません。しかし高校3年生の夏休みといえば、受験勉強や就職活動で忙しいお嬢様も多いかと思います。そういった方にとっても春休みは狙い目です。進路が決まり、無事に卒業式を終えた春休みであれば、落ち着いて振袖選びが楽しめます。

■ご家族の予定を合わせやすい
普段は何かと忙しいお嬢様も春休みであれば予定を空けやすいかと思います。また、進学で遠方に引っ越したお嬢様も、春休みは帰省するケースが多いのではないでしょうか。そういったタイミングを見計らって、ご家族みんなで振袖の下見をするのもおすすめです。成人式はお嬢様はもちろん、ご両親や祖父母様にとっても特別な1日。ぜひお支度からご家族揃って楽しんでみてください。

イベントが多く開催されている
展示会やフェアなどがたくさん企画されているのも春休みの良いところ。お得な特典が用意されているイベントもあるので要チェックです。中には外部の大きな会場を貸し切って、合同フェアを行っているケースもあります。そういったところであれば、複数のショップのさまざまな振袖を一度に見比べることができて大変便利です。

人気の赤系振袖の魅力とは

洋服と同じように振袖にもトレンドがあり、数年単位で注目カラーは変化しています。しかし、そんな中でも昔から不動の人気を誇るのが赤系の振袖です。時代に左右されない美しさと華やかさがあり、幅広い世代に支持されています。では、人気の理由はどこにあるのか。また、赤系といっても鮮やかなものからピンク系までいろいろある中、それぞれどんなイメージが演出できるのか。奥深い赤系振袖の魅力を探っていきましょう。

日本人にとって馴染み深い色
昔から日本において赤は、「神聖」「魔除け」の意味があり、さまざまなシーンで重宝されてきた特別な色です。日本の国旗にも赤がシンボル的に使われており、私たち日本人の潜在意識に定着しているといえます。さらに、鮮やかな赤い着物は主に七五三や成人式で着用するため、メモリアルカラーというイメージも強くあります。このような理由から、「振袖といえば赤! 」と考える方が多いのかもしれません。

インパクトがあって記憶に残りやすい
赤は人目を引く華やかな色。そのため周囲の関心を集める心理効果があり、最も記憶に残りやすい色だといわれています。また、エネルギッシュなイメージも強く、心身に活力を与えてポジティブな気持ちにさせる効果もあるとされています。未来へ向けて前向きに進んでいきたいと願う成人式にぴったりです。

日本人の肌や瞳にマッチする
日本人に多いオークル系の肌に馴染みやすいのも、赤が選ばれる理由の1つです。赤系の振袖をまとうと肌がきれいに見えます。また、日本人の黒い瞳を引き立たせ、より魅力的に見せてくれるのもメリット。ハタチの女性ならではの健康的な美しさを存分に生かすことができます。

陽光の中でぱっと映える
赤い振袖は屋内だけでなく、外に出た時にも美しく輝きます。長い袖が風で揺れると、絹の光沢と相まって非常に華麗です。生で見るのはもちろん、写真映りも大変良く、思い出をきれいに残したい方にもおすすめです。

似合う帯がたくさんある
成人式に合わせる帯は、金や銀、白、黒を基調としたものが多めですが、赤い振袖はそのどれでも似合わせられます。金色の帯を合わせればゴージャスに、銀や白なら清楚に、黒ならスタイリッシュにと、どんなイメージも思いのまま。着る人を選びません。

選べる種類が豊富
「人気の色だから友だちと被りそう…」と心配されるお嬢様もいるかと思います。しかし人気の色だからこそ、種類が豊富で意外と丸かぶりしにくいという特長も。例えば、王道の鮮やかな赤、大人っぽい濃いめの赤、くすんだ赤、朱色、ピンクなど、色味1つをとってもバリエーションが充実しています。ほかのカラーに比べて圧倒的に種類が多いのが赤系の振袖なのです。ぜひさまざまな色味の中から、ご自身に似合うカラーを見つけてください。

 【鮮やかな赤】
赤い振袖と言ってまず多くの方が思い浮かべるのがこの色味です。日本で古来より愛されてきた伝統的なカラーで、年配の方からも人気があります。明るく華やかなイメージなのでお祝いの席にぴったり。古典柄とも相性が良く、正統派の装いを楽しみたいお嬢様にも◎。

【濃いめの赤】
赤色の中でも特に落ち着きと気品を兼ね揃えたカラー。お嬢様を洗練された大人の女性に見せてくれます。「赤は好きだけれど派手なのは苦手」「普段のファッションも大人っぽいものが好き」という方に向いています。

くすんだ赤】
淡い赤色にグレーを交ぜたような複雑な色合いが魅力的。ここ数年はくすみカラーが大流行中なので、この色味を選ぶだけで一気に垢ぬけて見えます。ほかの赤よりもさらに日本人の肌に馴染みやすいというのも嬉しいポイント。

 【朱色】
王道の中にもちょっぴり個性を光らせたいお嬢様におすすめ。やや黄みを帯びた赤で、遠くからでも目を引きます。トレンドのレトロなコーディネートとも相性の良いカラーです。

可愛らしさを大切にしたいお嬢様には、やっぱりピンク寄りの色味が人気です。濃いめの色なら元気で若々しい印象に、パステルカラーならよりスイートで優しい雰囲気に、くすみカラーなら大人っぽく上品なイメージにと、トーンによって見え方が変わります。バラなどの洋柄とも好相性。

赤系振袖のコーディネートをご紹介

ここからは山正山﨑おすすめの赤系振袖をピックアップ。令和に差しかかった頃から、くすみカラーやダークトーンの振袖が流行しています。帯や帯揚げなどの小物の合わせ方によってもさまざまなイメージが演出できるので、これから振袖選びをスタートさせる方はぜひ参考にしてみてください。

  

▲ありそうでなかったえんじ×ブラックの色の組み合わせがインパクト大。それでいてとても上品で、大人の女性らしい落ち着いた雰囲気も感じられます。ゴールドの帯で成人式らしい華やかさをさり気なく添えているのもポイント。

▲紅白カラーがお祝いムード満点! 赤を地色全体に用いるのではなくポイント使いしているため、どことなく軽やかで抜け感のある印象に。バランスよく配された絞り染めもアクセントになっていて魅力的です。緑の帯揚げや重ね衿もよく映えます。

▲深みのある赤が淑やかさたっぷり。まるで1枚の絵画のように美しい、繊細な日本庭園の絵柄もあいまって、ぐっと大人っぽく見えます。トーンを押さえた落ち着いた雰囲気が今どきな印象です。

▲四季の花々を贅沢に描き出した1着。地色が落ち着た赤なので大人っぽい雰囲気も。ブラックの帯締めや、ベルベット素材の帯揚げも上品なイメージです。豪華さと気品を兼ね揃えたコーディネートが叶います。

▲こっくりと深いワインレッドがこの上なくエレガント。写実的に大胆に描かれた花柄や、シンプルなホワイトの帯が美しく映えます。髪はまとめずに、自然体なダウンスタイルにしてカチューシャを合わせることで、ハタチのお嬢様らしい可愛らしさも演出。

 

▲くすみカラーを基調としたトレンド感のあるコーディネート。淡いピンクの振袖と水色の帯の組み合わせが、女性らしい優しいイメージを引き立ててくれます。控えめながらも華やかに見える大ぶりの花柄もハイセンス。

▲こちらもくすみピンクを基調とした令和らしい1着です。帯や帯揚げも渋めのカラーにすることで全体の統一感がUP。松竹梅、紅葉や菊などの古典柄も今風のカラーと合わせることで新鮮に見えます。

まとめ

いかがでしたか。今回は春休みの振袖選びについてと、人気の赤系振袖の魅力についてまとめました。寒さが和らぎ陽射しが心地よく感じられる春は、行動的になれる季節。お出かけのついでに家族みんなで振袖を見に呉服店へ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。また、赤系の振袖はほかの色よりも種類が多く、選ぶ楽しみもたっぷり。ご自身に似合う振袖をじっくり探してみてください。