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2024.04.11
コラム

振袖の白色・青色・緑色の魅力

振袖人気カラー!白色・青色・緑色の魅力

成人式という特別な式典にふさわしい品格と美しさとあわせ持つ振袖。いろいろなデザインがあって、どれにしようか思いを巡らせるのも楽しい時間ですよね。今回はこれから下見を始めるご家庭へ向けて、近年人気の「白・青・緑」の振袖の魅力をご紹介します。色はイメージを大きく左右するもの。お嬢様の理想に合わせてぴったりなカラーを選びましょう!

【目次】
1 白色の振袖の魅力
2 青色の振袖の魅力
3 緑色の振袖の魅力
4 まとめ

白色の振袖の魅力

振袖といえば赤などの華やかな色が定番ですが、ここ数年はシンプルなデザインが流行中ということもあり、あえて白やベージュなどのすっきりとしたカラーを選ぶ方も増えてきています。

白い振袖のイメージ

「清楚」「純粋」などのイメージが強い白色。汚れのない神聖な色とされており、古くからウエディングドレスに用いられてきたのは知っての通り。まっさらな気持ちで新たな旅立ちを迎えるという意味では、成人式の振袖にもぴったりです。お嬢様の明るい未来を象徴しているような素敵な着こなしが叶います。また、「清潔感」や「爽やかさ」、柄によっては「可愛らしさ」もあり、ハタチのお嬢様らしい美しさも際立たせてくれます。

白い振袖のコーディネート

白色を基調とした振袖は、柄がくっきりと映えるのが魅力的です。そしてどんなカラーともバランスが取れるので、コーディネートのしがいがあります。例えば、白色×ピンクの花柄の振袖で優しい色合いの帯を合わせればキュートな印象に。白色×黒い柄の振袖でゴールドの帯を締めればクールな雰囲気になります。このように色の組み合わせによって、まったく違うイメージを自在に演出できるのがおもしろい点です。振袖も帯もすべてをワントーンで仕上げると、トレンド感たっぷりの装いになります。

白い振袖が似合う方

お肌のトーンが明るいほうが、白い振袖にはマッチしやすいといわれています。ただし、色白でないからといって白い振袖を諦める必要はありません。トーンアップ下地やハイライトなどをうまく使うことで、違和感なく着こなすことができます。また、色白・色黒に限らず、お肌の色は人それぞれ異なるもの。おしゃれの感度が高い方の中には、パーソナルカラー診断の結果を参考に似合う色を選ぶ方もいるかと思います。ここからは4つの診断タイプごとに相性の良い白色をご紹介していきます。

イエベ春
髪や瞳はブラウン、お肌は明るいトーンで黄みが強めです。このタイプは純白に少し黄色を混ぜたようなミルキーホワイト(乳白色、ライトベージュ)の振袖がおすすめ。お肌に調和してお顔がワントーン明るく見えます。流行中のくすみカラーでもあるので、まとうだけでトレンド感も演出できます。

ブルべ夏
髪や瞳はブラック、お肌はやや青白いのが特徴です。このタイプはオフホワイトが好相性。ややグレーがかった色味がお肌をきれいに見せてくれます。純白よりもやわらかい印象で寒色系を中心にあらゆる色と調和しやすく、華やかにコーディネートできます。

イエベ秋
髪や瞳はブラウン、お肌は黄み寄りの健康的な小麦系カラーをしています。このタイプはミルキーホワイトよりもさらに黄みがかったクリーム色がぴったり。あたたかな色合いがヘルシーな魅力を引き立ててくれます。流行のレトロコーデもよく似合います。

ブルべ冬
髪や瞳はブラック、お肌は透けるような白い色をしています。このタイプは純白を着こなすことができます。白色の中でもひときわ鮮烈な印象で、ビビッドカラーとコーディネートしても◎。お肌がいっそう白く輝いて見えます。

また、白色は実物よりも面積を大きく見せる膨張色です。そのため「太って見えてしまうのではないか」「痩せていないと着こなしが難しそう…」というイメージをお持ちのお嬢様もいるかと思います。確かに膨張色である以上、華奢な体型のほうが着こなしやすいという特徴はあります。一方で、帯や小物の合わせ方次第で引き締まった印象に見せることもできるので、まずは呉服店のスタッフに相談してみることをおすすめします。ぜひプロの力を借りながらベストなコーディネートを見つけてみましょう。

ベージュの振袖も要チェック

白や黒と並ぶベーシックカラーとして話題のベージュ。くすみカラーの流行にともない人気が急上昇しています。あたたかみのある色合いで、「上品」「落ち着き」「安心感」「おだやか」などのイメージが強いほか、清潔感もあるので万人に好かれやすいカラーだといえます。地味な印象を抱く方もいるかもしれませんが、振袖は柄や帯などの装飾品がきらびやかなのでそれほど心配しなくても大丈夫。むしろナチュラルで抜け感のあるイメージは令和のトレンドと合致します。
ベージュの振袖は選び方を誤ると老けて見えてしまうことがあります。老けて見える原因は、ご自身のパーソナルカラーに合っていないという理由がほとんど。相性の良い色味を見極めましょう。

イエベ春
明るくクリアなカラーが似合うので、ライトベージュがおすすめ。

■ブルべ夏
黄みのないピンクベージュやローズベージュで上品にまとめるとグッド。

■イエベ秋
4タイプの中で最もベージュと相性が良いのがこのタイプです。黄みの強いバニラベージュや、ブラウン寄りのベージュがよく似合います。

■ブルべ冬
白に近いベージュもしくはグレージュでクールにまとめると洗練された印象に。

青色の振袖の魅力

定番の赤い振袖に次いで昔から人気なのが青い振袖です。少し意外に感じるかもしれませんが、青は洋服感覚で選びやすい色であるといわれており、和装になじみがない方でもチャレンジしやすい傾向にあります。ここからは青い振袖の魅力を紐解いていきます。

青色の振袖のイメージ

青色全体に共通するのは、「冷静」「知的」「清らか」「誠実」などのイメージです。さらにその中でもターコイズブルーなどの鮮やかな青なら、「明るい」「ポップ」「開放感」という印象が強くなります。反対に紺色のような暗めの青色なら、「落ち着き」や「気品」を感じさせる着姿に。紺色は学校の制服で着慣れている方も多いので、着た時の姿を想像しやすいかと思います。どちらにしても王道の赤い振袖の反対色ということで、その対比の効果からパっと目を引く強いインパクトが青い振袖にはあります。

青色の振袖のコーディネート

品の良いカラーなので、大胆な花柄や個性溢れるモダン柄でもやりすぎな感じにならずセンス良く見せられるのが青い振袖の魅力です。帯や小物は控えめなデザインのものを合わせて、印象的な柄を引き立てるのも良いでしょう。また、地色がダークトーンの場合、帯や小物も落ち着いた色柄のものを選ぶと地味になりがちです。お祝いの場にふさわしいスペシャル感をどこかに加えることを心がけましょう。ゴールドの帯を合わせれば明るさと華やかさが増し、シルバーの帯を合わせれば透明感と爽やかさがアップします。

青色の振袖が似合う方

いわゆる日本的なお顔立ちの方、一重または奥二重で彫りが浅い方に似合うといわれています。色白&黒髪の方とも相性ばっちりです。日本人らしい奥ゆかしい雰囲気や、大人っぽいイメージのお嬢様にもしっくりきます。
また、
ブルべ夏やブルべ冬など、ブルーベースの特徴を持つ方は寒色系と好相性です。特に紫がかった青色が似合います。

■ブルべ夏
優しく上品な色味が特にお似合い。空色やソフトブルー、ラピスラズリなど、紫寄りの淡いブルーをまとうと本来の魅力が輝きます。

■ブルべ冬
クールでカッコ良い雰囲気があるブルべ冬タイプには、紫がかった青色の中でもコントラストの強い色味が◎。ロイヤルブルー、シアン、瑠璃色などがおすすめです。

ブルーベースの方のほうが青色との親和性は高いですが、イエローベースの方にも似合う青色はあるのでご安心ください。イエベ春、イエベ秋タイプは緑寄りのブルーを選ぶとしっくりなじみます。

■イエベ春
明るく若々しいイメージを持つイエベ春タイプ。アクアブルーやセルリアンブルー、露草色など、クリアな青色がとても似合います。

■イエベ秋
緑がかった青色の中でも深みのあるカラーと相性抜群。ターコイズブルー、ナイルブルー、青壁などの振袖を選ぶと、イエベ秋特有の気品ある落ち着いた雰囲気が際立ちます。

緑色の振袖の魅力

緑色も古くから人気がある伝統カラーです。暖色系と寒色系のちょうど間の中間色ということで、あらゆる色となじみながら存在感を発揮するという特徴があります。また、おだやかな雰囲気のカラーなので、さり気なく個性を発揮したい方にも◎。かわいすぎる・カッコ良すぎるといったように、偏ったイメージを避けてバランスを取りたいお嬢様にも向いています。

緑色の振袖のイメージ

緑といえば植物の色。ゆえに「癒し」のイメージが強くあり、花柄などのボタニカル柄がとても自然に映えます。また、色味によってもイメージはさまざま。明るいグリーンイエローなら「ポップ」、深みのあるグリーンなら「気高い」、抹茶色なら「和風」なイメージが引き立ちます。どの色味も大人として第1歩を踏み出すフレッシュ感と落ち着いた雰囲気を兼ね揃え、成人式にぴったりです。

緑色の振袖のコーディネート

緑色はあらゆるカラーと調和する分、小物選びに迷う方も多くいます。コーディネートが難航しないよう、あらかじめおおおまかなセオリーを押さえておくことが大切です。例えば緑色の振袖には、金系、黒系、銀系、白系の帯が特に似合うといわれています。まずはこの辺りの帯から合わせてみて、ご自身に似合うものを探してみてはいかがでしょうか。ほかと被らない個性的なコーディネートがしたければ、赤色が入った帯を選ぶのがおすすめ。赤色と緑色は補色の関係であるため、組み合わせるとインパクトが出て全体が引き締まります。また、今どきな雰囲気を演出したければダークグリーン、レトロコーデがお好みなら黄緑色の振袖を選ぶと良いでしょう。

緑色の振袖が似合う人

緑色はすべての色と調和するので誰でも素敵に着こなすことができます。さらに、日本人の肌によくなじむという嬉しい特徴も。パーソナルカラーに沿ってご自身に似合う緑色を取り入れれば、お肌をより明るく美しく見せることができます。

イエベ春
暖色系カラーと相性が良いイエベ春タイプは、鮮やかな定番グリーンがばっちり映えます。カワセミの羽根のような翠色(すいしょく)などがおすすめ。植物の葉っぱにも近いカラーなため花柄がいっそう輝いて見えます。小物にコーラルピンクや淡い黄色を取り入れるとかわいらしいコーディネートに。

ブルべ夏
寒色系カラーがよく似合うブルべ夏タイプ。その中でも青柳のようなさわやかな色を選ぶと、ご自身の凛とした美しさが光ります。ローズピンクや藤色の小物を合わせるとスタイリッシュな雰囲気になります。

イエベ秋
暖色系カラーの中でも、柳色などの落ち着いた色味が特にマッチします。小物もブドウ色やカラシ色などの秋を連想させるような色味で揃えると統一感が生まれます。その他、深いグリーンの振袖に、オレンジや赤、ゴールドなどの明るい色の小物を合わせて華やかに装うのもおしゃれです。

ブルべ冬
ブルべ冬タイプは寒色系と好相性。ブルべ夏タイプよりもダークなカラーや、エメラルドグリーンなどの鮮やかなカラーがよく似合います。元々お顔の印象が強いタイプなので、例えば無地の振袖を選んだとしても地味にならず、モードに着こなすことができます。

まとめ

いかがでしたか。今回は注目度が高い「白・青・緑」の振袖についてくわしく解説しました。それぞれのカラーの魅力や着こなし方を知ることで、振袖選びがしやすくなるのではないでしょうか。山正山﨑ではパーソナルカラー診断も行っており、結果をもとにお嬢様に本当に似合う振袖をご提案しています。気になる方はぜひ一度お気軽にお問い合わせください。